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極秘テストの影響に口を閉ざすウォルフ

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2013年5月30日 « 怒鳴る気力もなかったリカルド | F1は「練習の場ではない」とサロ »
チームから厳しい目を向けられるヘンベリー © Sutton Images
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メルセデスのエグゼクティブディレクターで共同オーナーのクリスチャン・トト・ウォルフは、秘密裏にピレリタイヤのテストを行ったことでペナルティを科される可能性について何も口にしようとしなかった。

ジェンソン・バトンは彼らが"軽い罰を受ける"結果になるかもしれないと述べているが、一方でレッドブルのヘルムート・マルコ博士は、2007年にマクラーレンがコンストラクター選手権から除外され、1億ドル(約102億円)の罰金を受けた"スパイゲート"級の事件に発展すると見ている。

「制裁について論じたり、懸念を表明したりするのは私たちのすべきことではない」とウォルフは『DPA(ドイツ通信社)』に語った。

「プロセスは管理されており、われわれはFIAの権限を尊重する。すべては非常にプロフェッショナルに透明性をもって行われる。そのため私はプロセスを信頼している」と彼は付け加えた。

正式な抗議を申し立てたのはレッドブルとフェラーリだけだったが、大半のライバルチーム代表も同じ見解を持っていると思われる。

「みんな、"君たちを支持している"と言ってくれるよ」とクリスチャン・ホーナーは皮肉っぽく語った。「4マイル後ろからだけどね」

だがロータスのエリック・ブーリエ代表はこう考えている。ピレリとFIAには契約があっても、メルセデスがスポーティングレギュレーションを破った恐れがあるのではないか。

「スポーティングレギュレーションがあるし、チーム間にはテスト合意まである」と彼は『The Sun(ザ・サン)』に語った。

マルシャのグレーム・ロードンも同意した。「私の理解では、インシーズンテストは許されていない。そしてあれは明らかなインシーズンテストだったと理解している」

「きっと必要な限りの調査が行われるだろう」

かつてフェラーリやザウバーにドライバーとして所属し、FIAのスチュワードを務めることもあるミカ・サロは、"極秘"でテストをしたことがチームらの怒りを買ったと考えている。

「ポール・ヘンベリーはが木曜と金曜に何時間も会見を開いていたにもかかわらず、テストには言及しなかった――それどころか、ピレリはテストができないため、タイヤ開発が難しいと不満を述べていたよ」とサロはフィンランド放送局『MTV3』に述べた。

「メルセデスと3日間のテストを終えたばかりだということを言い忘れてしまったようだ」

ゲルハルト・ベルガーは、ピレリとメルセデスの双方に責任があると考えている。

「私にはピレリを認めることはできない」と彼は『Servus TV(セアヴスTV)』に語った。「だがピレリがはっきりさせられないのなら、本当のことを明らかにする責任はメルセデスにある」

この"極秘テスト"問題によってピレリのF1内での立場についての推測が広がりつつある。

レッドブルのクリスチャン・ホーナーは『EFE通信』にこう述べた。「彼らは有能な企業だ」

「そう、彼らは少し攻めすぎた製品を作ってしまった。だが問題はピレリではなく、この出来事が起きてしまった経過だ。透明性の欠如が問題なんだよ」

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