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8歳からルイスを導いてきた父親のアンソニー氏 © Sutton Images
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ルイス・ハミルトンは、父親のアンソニー氏がビジネス面の代理人から退いたことを明らかにし、新たなマネジャーを探していると打ち明けた。『Autosport(オートスポーツ)』とのインタビューにおいてハミルトンは、8歳の時から父の下でレースをしてきたが、そろそろその関係を変えるべき時が来たと語った。

「僕は25歳になった――ここらで何かを変えなければならないと感じたんだ」とハミルトンは言う。「ここ数年にわたって、僕たちは状況を手助けしてくれる別の誰かを引き入れられないかと考えてきた――指導の面でも、スポンサーの面でも、それ以外の面でもね。でも、いくら考えても他の人じゃ安心感を得られなかったんだ。当時は、父がマネジャーでいいと思っていたし、面倒を見てもらうことに疑問はなかった。彼を信頼しているからさ」

「マネジャーは雇われた人だけど、父は父なんだ。彼は僕のためを思って行動しているし、彼だからこそ、僕も心から信頼できる。長いこと、他の人に任せようと話し合ってきたけど、なかなか決心がつかなかった。今ようやく、その一歩を踏み出す気持ちになれたんだ――前向きな一歩だと思う。F1に来てしばらく経つけど、父の存在無しでは僕はここまで来られなかった。彼は本当によくやってくれたよ。でも、その役目を終える時が来たんだ」

2人が別々の道を歩むことにしたのには、アンソニー氏のビジネスが拡大したことも原因に挙げられるだろう。彼はGPプレップという名の新進ドライバーを育てるための学校を設立しようとしている。またフォース・インディアのテストドライバーであるポール・ディ・レスタや若手カートドライバーのニック・デ・フリースのマネジメントも担当する。

「僕にとって一番大きかったことは、8歳から父とキャリアを共に過ごしてきて、そのために父と子として過ごす時間がなかなか取れなかったことなんだ」とハミルトンは言う。「サーキットにいるときはあくまでもマネジャーだから、ビジネス面での関係に徹する。父と息子ではなくね。今、何よりも楽しみなのは、自分の父として彼と過ごせることなんだ。ストレスの管理やほかの仕事は面倒を見てくれるマネジャーに任せて、父とは親子らしいことを一緒にしたい」

「どこかで必ず、新しいマネジャーを見つけなければならない時が来る。移行に際しては父がアドバイスしてくれるし、もちろん選考も手伝ってもらうよ。ただし、それは父親としてだ。少なくともあと3年はマクラーレンにいるというのはありがたいよ。もちろん、これも父がいなければ得られなかった立場だ。マクラーレンはファミリーのようなもので、チームのスタッフは僕を気遣い、いろいろとしてくれる。だから、別に急いで新しいマネジャーを見つける必要はないんだ。正しい時に、正しい一歩を踏み出したい」

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