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特集:これからが本番のマクラーレン

Adam Hay-Nicholls / Jim 2011年4月2日

『GP Week』がマクラーレンのドライバー陣とチーム代表のマーティン・ウィットマーシュを直撃、冬季テストの不振から一転、開幕戦で表彰台に上るに至った流れについて話を聞いた。

アップグレードが施されたMP4-26を駆り印象的な走りを披露したハミルトンとバトン © Sutton Images
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Q: バルセロナの結果から今日まで、今回のパフォーマンスの改善は予想されていたのですか?

ルイス・ハミルトン: 僕たちは常に楽観していたはずだし、何かを見つけて投入できるよう祈っていた。でも、バルセロナでは信頼性にまだ少し苦戦していて、あの時使っていたエキゾーストのポテンシャルを最大限に生かせていなかったんだ。マーティン(ウィットマーシュ)から電話をもらい、別の可能性がある解決策を見いだしたと言われた。タイムをいくらか改善するものだって。僕はあまり興奮しすぎないようにしたよ。だって昨年のシルバーストーンで0.8秒を約束されていたけど、実際にそうなるには数レースかかったからね。だから、あまり期待を高く持つべきじゃないと思ったんだ。とにかく幸運を祈ってはいたけどね。今日のマシンはファンタスティックだった。

ジェンソン・バトン: さっき言われたように、僕たちにとってテストはあまり楽じゃなかったし、今回の改良については本当に満足している。シミュレーターでドライブすると、前よりも速くなっているという感触があったし、思わず笑顔にもなったけど、それでも少しは心配だった。僕はわりとレースの経験が長いから、風洞やシミュレーターで見たものが現実になることを常に願うけど、確信することは決してない。マーティンはここに来たとき、1秒は速くなると言っていた。でも個人的には予想以上だったと思っている。ラップタイムだけじゃなく、マシンの感触もね。それに、僕たちが戦っている相手に比べると、このマシンはまだかなり若い。彼らがテストで相当の距離を走り込んでいる一方で、僕たちはできたてのマシン。あの冬を乗り越えて、これが僕たちのスタートだ。まだまだこれからだってことが分かったのは最高だね。

Q: いつもファクトリーの方々のハードワークに言及されますが、今回のアップグレードをもたらした彼らの素早さにあなた方も不意打ちを食らったのではありませんか?

ハミルトン: 僕たちが常に限界を攻めているのは確かだよ。いとも簡単に新パーツが投入されたように思えたかもしれないけど、間に合わせるために彼らがどれだけ必死に働いてくれたかは分かっている。

バトン: マクラーレンは大変なときでも常に実現させるんだ。2009年にマシンに投入されたパーツを見てとにかく驚いた。今回の偉業も同じだね。それから、このエキゾーストシステムが僕たちにとって新しいものであることも覚えておかなきゃいけない。僕たちはこれをここのレースでテストしていたんだ。

さらなるペースアップが期待されるMP4-26 © Sutton Images
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Q: マーティン、秘密でなければ、以前に抱えていたエキゾーストの問題は何だったのでしょうか、またそれを治すために何をされたのでしょうか?

マーティン・ウィットマーシュ: 今年はすべてのチームがいろいろと工夫した解決策を見いだしている。エキゾーストの失敗を多く見てきた。これはレギュレーションによってリアディフューザーがますます困難な立場に追い込まれているからだ。これらのレギュレーションの範囲内でパフォーマンスの差別化を生み出すことは非常に難しい。われわれはいくつか自分たちの解決策を見いだしたが、技術的に達成することが非常に難しく、野心的過ぎた。ほんの少し下がってみて、似たような解決策を見つけてみようと思ったが、時間枠を考えても自分たち自身で解決策を最適化する見込みはなかった。ディフューザーやフロア、エキゾーストシステムに何らかの改善を見いだせていなければ私はきっと失望したはずだ。ルイス(ハミルトン)もジェンソン(バトン)も金曜日に初めてドライブしたばかりなので、まだマシンを学んでいるところ。グランプリで与えられるタイヤや走行できる周回数には限りがあるため、調査するにも限界がある

Q: 新しいエキゾーストシステムが期待されていたようなパフォーマンスの利点をもたらさなければ、他に何か他よりどころはあったのですか?

ウィットマーシュ: 自分たちが当てにできる贅沢な解決策があったとは思わない。われわれはリスクを冒すことに決めた。それが機能しなければきっとかなり厳しい週末を過ごすことになっていただろう。

Q: ルイス、レースでは2位でした。1カ月前のポジションを考えると、この結果をどのように評価されますか?

ハミルトン: 間違いなく誇りに思っていいと思うよ。1週間か2週間前まではトップ5にも近づけないと言われていたから、2位でゴールできるなんて・・・マシンは信頼性が高かった。これまで走った中では一番距離を長く走っているから、皆の素晴らしい業績だと思う。この先のレースでプッシュしていくためには最高のポジションだし、素晴らしいプラットフォームだ。アップグレードも控えている。マシンやタイヤ、前略に対する理解も深まった。

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Adam Hay-Nicholls is editor of GP Week and Formula One correspondent for Metro UK and Metro International

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Adam Hay-Nicholls is editor of GP Week and Formula One correspondent for Metro UK and Metro International Adam Hay-Nicholls joined the F1 circus in 2005 as a founder and senior writer of The Red Bulletin - an irreverent and innovative magazine that was printed at the race track four times every grand prix weekend, and which achieved cult status. In 2010 he became editor of GP Week and is also Formula One correspondent for Metro UK and Metro International - the world's largest circulation newspaper