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マクラーレン、バトン獲得を正式発表

ESPNF1 Staff
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ルイス・ハミルトンのチームメイトとして、ジェンソン・バトンがボーダフォン・マクラーレン・メルセデスとレースドライバー契約を正式に締結した。バトンはヘイキ・コバライネンの後任としてチームに加わることとなる。

複数年契約を結んだバトンは、ワールドチャンピオンのステータスである"カーナンバー1"を手土産にマクラーレン入りするのだ。

「長く過ごしたチームを去るというのは、いつだって難しい決断になる」と語るバトンはこう続けている。

「だけど人生はすべてが挑戦だし、それこそ最も重要なものさ。自分自身に挑戦するってことなんだ。だから、ブラウンGPで今シーズンのチャンピオンシップを制したことは絶対に忘れないだろうけど、僕は自分自身に新しい挑戦を課し続けていきたいと考えている」

「だから、僕はボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに加入することを決めたんだ。助けにはならないけど、このチームの素晴らしい歴史には影響を受けた。少年の時からマクラーレンの活躍を見てきたわけだから、その一員になれたことについては信じられない気持ちだ」

バトンは2000年にウィリアムズからデビューし、その後ベネトン(現ルノー)へ移籍。2003年からはB・A・R Hondaに加入し、チームがHonda Racing F1とブラウンGPに変わってもとどまった。マクラーレンで迎える2010年はバトンにとって、11年目のシーズンということになる。

またマクラーレンはバトンとハミルトンを起用することにより、最も新しい2人のワールドチャンピオンを組ませるという初めての試みをすることになった。

バトンは「オールブリティッシュというラインアップになるというのは最高だね。僕たち2人は誇りを持っているし、イギリスの人々や全世界にいるマクラーレン・メルセデスのファンのことを誇りに思っている。国を代表するということ以上にすごいことはないし、F1サーキットを赤、白、青のイギリス国旗で埋め尽くされるようになるのが楽しみだ」とも語っている。

ハミルトンはバトンの加入を歓迎しているが、これまでコバライネンの残留を願っていたこともあって、コバライネンの今後が最高のものになることを祈っている。

「ジェンソンがチームに加わる決断をしたというのはファンタスティックなニュースだね。彼やエンジニアたちと競争力のあるマシンで2010年シーズンを戦うことが楽しみさ。だけど、2008年と2009年に僕のチームメイトだった最高の友人、ヘイキ・コバライネンの今後がいいものになることを祈っている。彼は僕がこれまでに会った中でも、最高の人間性を持っていた1人なんだ」

マクラーレン代表のマーティン・ウィットマーシュは、バトンの移籍が年俸によって決まったものではないと強調。バトンとそのマネジメントがブラウンGPが提示するオファーに満足できなかったことがうわさされているものの、賃金だけがバトンのモチベーションを上昇させる要素になるわけではないとウィットマーシュは語っているのだ。

「ジェンソンがわれわれのチームに加わる決断をしたのは、お金のためではない。われわれは他のチーム以上のサラリーを彼に支払うわけではないのだから、彼がボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに加わったということは信念に基づいているというのが事実だろう。2009年シーズンに収めた成功を継続させたいという彼の強い意志に関係しているのだ」

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