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マクラーレンのエンジン切り替えを注意深く見守るFIA

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2020年4月16日 « レアル・マドリードのクルトワがV中国GPにも参戦 | ベッテル、レース再開前に契約更新の可能性も »
© Rudy Carezzevoli/Getty Images
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マクラーレンは来年、ルノーエンジンからメルセデスエンジンに移行することになっており、FIAはチームがシャシー設計を変えてアドバンテージを得ることがないよう、しっかり監視することにしている。

本来は、同じ年に施行されるF1の大幅レギュレーション変更に合わせてエンジンを変える予定だった。

しかし、新型コロナウイルスの影響によって受けた財政的影響からチームたちを守るコスト対策として、新レギュレーションの導入は2022年に延期され、来年は2020年型のシャシーを使用することが決まった。

そのため、マクラーレンはルノーエンジン用に設計された現行シャシーをメルセデスPUに合うよう調整しなければならない。

「第一に、これは計画の変更だ。なぜなら、われわれは2021年のレギュレーションで新車にメルセデス製PUを搭載するつもりだったのだからね」とチーム代表のアンドレアス・ザイドルは『ESPN』に語った。

「当然ながら、現行マシンにこのPUをうまく統合させるには制限があるだろう。FIAには注意深く監視してもらうことに同意していて、メルセデス製PUを載せるのにどうしても必要な変更だけが認められることになっている」

「彼らはわれわれがPU周辺のエリアに手を付けて、パフォーマンスゲインを得ることのないように注意深く見守ることになる。われわれもそれを十分に理解し、同意した。最終的にはもっと大きな絵を見る必要がある。つまり、現在の状況下で(レギュレーションの)凍結に同意し、支持することだよ。それがみんなにとって最大のコスト節約につながるのだからね」

もう1年ルノーを使い続けることは考えなかったのかと尋ねると、ザイドルはこう述べた。「若干の制限があるので、(エンジンサプライヤー変更が)最も効率のいい方法だとは思わない。だが同時にわれわれが変更を決めたのは契約があるためだ。だから、計画を続行しない理由はどこにもなかった」

マクラーレンといえばF1の歴史で最大級の成功を収めているチームであり、彼らは再びグリッドの先頭に返り咲こうという野心を内に秘めている。ゼロから始まる新レギュレーションに賭け、トップチームとのギャップを帳消しにするつもりだったのだが、その機会は少なくとも1年先延ばしされてしまった。

「われわれとしてはできる限り早くこれらのレギュレーションを施行してもらいたかった。だが同時に、延期された理由については完全に理解し、支持している」とザイドルは述べた。「この危機とともに、われわれの再起もまた少し先になるのだろう」

「だが同時にそういうチャレンジの中にわれわれはいるのであり、やるべき仕事がたくさんあるのは分かっている。それでもここには素晴らしい精神を持った素晴らしいチームがいて、多くの優秀な人々がコミットしている。だから、シンプルに自分たちのことに集中しようじゃないか」

マクラーレンがトップ3チーム――メルセデス、フェラーリ、レッドブル――から後れを取っていることをザイドルは認めた。それは予算のエリアだけではない。

「まあ、なんだ・・・予算の問題を切り離しても、単純にトップ3チームの方がいい仕事をしているよ」と彼は付け加えた。

「彼らの方が組織系統が整っていて、効率が良く、インフラが整備されていて、方法論を持ち、団結力を持っている。そこは単純にわれわれが追いつかなければいけない部分だ。バジェットキャップやレギュレーションのタイミングとは関係ない。私はそうやってチームにアプローチしている」

「自分たちのことに集中し、改善や取り組みの必要な部分がまだまだ多いことを自覚することが重要だ。私はチームと一緒にそれに取り組んでいる。これまでの進歩には満足しているが、これからもたくさんの進歩が必要になる」

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