- ロシアGP - マクラーレン - 予選
パフォーマンス不足を訴えるバンドールン

29日(土)、シーズン第16戦ロシアGP予選に臨んだマクラーレンのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドールンは17番手と19番手でQ1敗退を喫した。
アロンソはエンジンコンポーネント交換によりグリッド降格ペナルティを受けるが、予選で上位につけたドライバー4人が同じくエンジンペナルティによって後方グリッドに後退するため、スタート位置はひとつ繰り上がって16番手になる見込み。バンドールンは5つ前の14番グリッドに並ぶ予定だ。
土曜フリー走行はバンドールンが19番手、アロンソが20番手だった。
フェルナンド・アロンソ
「グリッドペナルティを受けてスタートの順位がすでに決まっているから、今日の予選は自分たちの全力を出さなかった。つまり今日の午後は2つの目標があった。107パーセント内の予選ラップを出すこと、それからストレートでストフェルにトウを使わせることだ。僕はパフォーマンスランをしなかった。エンジンをセーフモードにしていたよ。僕たちはレースペースに集中している。明日はタイヤをケアしながらいい戦略を実行して、ポイントに近づけるようになればいいね。ここではタイヤがややトリッキーで、いつもより暑くなりそうだ。一番柔らかいタイヤはやや苦しむと見ているから、レースではそれを有利に使える位置にいるといいね」
ストフェル・バンドールン
「僕たちにとってここでの週末はいつも厳しい。今朝のFP3ではクルマのペースがそれほどないことを目の当たりにした。予選ではウィリアムズの前に出ることを目標にしており、なんとか彼らのうち1台には勝つことができた。全部のペナルティが適用されたら自分たちの順位がどうなるかまだ分からない。僕たちのクルマには多くの領域でパフォーマンスが不足している。バランスは完璧ではないけどまずまずのフィーリングだった。ただ全体のパフォーマンスが足りないんだ」
ジル・ド・フェラン(スポーティングディレクター)
「厳しい週末になるのは分かっていたが、それでも予選がチームにとって残念なリザルトだったことを隠すつもりはない。フェルナンドはエンジンペナルティに直面していたため、プラクティスセッションは全て、予選よりもレース準備のためにささげることを選んだ。われわれの全体的なペースにより、ストフェルはQ1を突破することができなかった。ポジティブな面を挙げれば、例によってわれわれのレースペースが予選よりも優れているということがある。マシンはタイヤにかなり優しいようなので、それは明日、極めて重要なファクターになるだろう。懸命に戦い、ベストを尽くして、ポイントを持ち帰れるように努力する」
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