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マクラーレンが他の誰でもなくノリスを選んだ訳

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2018年9月5日 « 即座の成功は考えていないノリス | アロンソがインディカーテストを完了 »
© Charles Coates/Getty Images
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2019年のマーケットには他にもっと経験豊富なレーシングドライバーたちがいたにもかかわらず、18歳のランド・ノリスと契約したマクラーレン。CEOのザク・ブラウンは"自分たちの欲しかったドライバー"を手に入れたと主張している。

来年はノリスとカルロス・サインツがチームの正ドライバーを務めることになり、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドールンの今季ラインアップは一新されることになった。今年のドライバーマーケットは大荒れの展開で、2人の契約が完了したことによって2019年に大物がシートを失う恐れも出てきた。

夏の間、アロンソの後任としてサインツを指名する前にマクラーレンはダニエル・リカルド、キミ・ライコネンを含め多くのトップドライバーたちにアプローチしていたという。続いて彼らはバンドールンの後任探しを始め、そこではセルジオ・ペレス、エステバン・オコンとも話をした。そうして最後に選んだのが、すでにチームでリザーブ兼テストドライバーを務めていたノリスだった。

「私は候補者全員の名前をオープンにしてきた。彼らとは皆、話をした」とブラウンは述べた。「結局、ランドがふさわしいということになった。ランドの来季起用というのは常に1つの道として考えていた。だからこそ彼をリザーブドライバーに指名したのだ。だが、この1年で彼がどう成熟するかを見たいとも考えていたので、他のプランも用意して、交渉しておくのは当然だろう」

「先ほど挙がったドライバーたちは皆、非常に良いレースカードライバーたちで検討対象になっていたが、われわれは欲しかった相手を手に入れることができた。単に、彼の準備が整っているかどうかを念入りに分析した上で決定したかっただけだ」

これでルノー、メルセデスに続いてマクラーレンが2019年のドライバーラインアップを確定させたことになり、来シーズンのレースシートにはプレミア級の価値が付き始めた。ランス・ストロールがフォース・インディアに移籍するとみられていることから、オコンかペレスのどちらかがシートを失う恐れがある。マクラーレンのようなチームにとって、メルセデスとオコンのような結びつきは抑止力になってしまったとブラウンは述べた。

「エステバンはわれわれがとても高く評価しているドライバーだが、長期のドライバーを探している時に、他のマニュファクチャラーとつながりのある相手というのはいかんせん都合が悪い。エステバンにシートが見つかることを願っているよ。今いる場所に残れるといいのだけどね。彼は間違いなくF1にいるべきドライバーなのだから」

「だが、このようにマニュファクチャラーがドライバーの決定権を握っている場合、そのマニュファクチャラーと関係がなく、5年か10年先を見越してドライバー選びを考える者にとってはどうしてもネガティブな要素となってしまう」

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