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即座の成功は考えていないノリス

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2018年9月5日 « ペナルティポイントはフェルスタッペンのみ | マクラーレンが他の誰でもなくノリスを選んだ訳 »
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マクラーレンが新たに起用したランド・ノリスは次の2年間でレースに勝てるような立場になれるとは考えておらず、4度のワールドチャンピオン、ルイス・ハミルトンとの比較にも謙虚な姿勢を示した。

18歳のノリスは来年、カルロス・サインツのチームメイトになることが決まった。マクラーレンでイギリス人ルーキーがドライブするのは2007年のハミルトン以来だ。ハミルトンもノリスもジュニアカテゴリーで成功を収めてのマクラーレンデビューとなるだけに、必然的に比較されることになるが、ノリスは自身の初シーズンとハミルトンとでは大きな違いがあると考えている。

「5度目のタイトルを取ろうとしている人――彼はもう4回取っているからね――と比べられるのはどこから見ても悪いことじゃないよ」とノリスは述べた。「それが悪い面に基づいてじゃなく、いい面で比べられている限りはね」

「でも、やっぱり全然違うと思うな。彼はマクラーレンが大成功している時にチーム入りした。僕は彼らがすごく困難な時間を過ごしている時の加入だ。この数年は基本的に少し道に迷っているような状態だ。カルロスもそうだけど、来年ここでドライブするチャンスを得たというのはフレッシュなスタートを意味していて、チームが本来の位置に戻るために必要としていることなんだと思う」

近年の低迷によってマクラーレンはすっかり中団グループの中に埋もれてしまっており、表彰台獲得は2014年が最後となっている。ノリスにとって一番の目標は、新チームメイトのサインツ――ルノー・スポールF1チームから2019年に移籍する――を倒すことだといい、同時にマクラーレンが上位に返り咲く手助けをするのが役目だと述べた。

「ルールその1はチームメイトを倒すこと」とノリス。「それは別として、マクラーレンにはタフな1年になるよ。勝つことはまずあり得ない。フェラーリやメルセデスと戦うこともないだろう。でも、今の位置から一歩前進することはできると思う」

「1年を通してたくさんの進歩があるはずさ。これから数年かけてクルマを開発し、もっと良くなってポディウムとかそういうものに挑戦し始められるようになりたい。今はまだ何もないけど、プレシーズンテストに入ってチームとしての位置が分かったら、もっといろいろ言えるようになる。それまでは、今の位置から改善を続けるだけさ」

過去にマクラーレンでチャンスを与えられた若手ドライバー3人――セルジオ・ペレス、ケビン・マグヌッセンとストフェル・バンドールン――はいずれも2年以下で放出されてしまった。しかし、自分は違うとノリスは自信をのぞかせており、中期から長期的に見てマクラーレンの復活に役立てるはずだと考えている。

「そりゃ、僕は他のドライバーたちより優秀だって言ってみたいよ。でも、僕にはまだ証明しなきゃならないものがある。カルロスに対しても、来年全体を通してもね。何がどうなるかを予測するのはあまりにも難しい。僕がいい仕事をして、自分に価値があることを証明する努力を続ける限りは、何もかも大丈夫だと思っている」

「彼らは、僕を自分たちが必要とするタイプのドライバーに育て上げようと熱心に手を貸してくれている。ドライバーは一人一人違うから、僕の力が十分であることを祈るばかりだよ。だって、僕はただマクラーレンにいたいわけじゃない。マクラーレンで勝ちたいんだ。まだこの先2年は無理だと思うけど、これは1年だけの話じゃなく、もっと長期的なプロジェクトだと思っている」

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