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マクラーレンに「まばゆい未来」を見いだすアロンソ

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2018年7月27日 « リカルド、ペナルティ回避に自信 | プレッシャーは自分を高みに導くとハミルトン »
© Dan Istitene/Getty Images
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低迷するパフォーマンスを引き上げるために"正確に何をすべきか"をマクラーレンはすでに認識しているとフェルナンド・アロンソが語った。

ルノーパワーへの切り替えによって、表彰台や勝利の可能性にも言及していたマクラーレンだったが、ここまでの11戦で見せたパフォーマンスはそれには遠く及ばないものだった。この数カ月、チームは大幅な刷新を図っており、最初の数戦では風洞内で表れなかった空力的弱点がマシンに見つかっていた。

問題の修正を初めて以来、金曜日のプラクティスセッションは空力パフォーマンスの弱点を理解することに時間を取られ、リザルトも次第に悪くなっていった。アロンソいわく、ハードワークの成果はあったということだが、マクラーレンのパフォーマンスが大きく上昇するのは来年になってからかもしれないという。

「僕らはすごく懸命に仕事をしているし、クルマの弱点を奥深くまで掘り下げている」と彼は述べた。「最初は第3戦か第4戦でそれを特定した。バルセロナでは新ノーズと違うものをいくつか入れた新パッケージを導入し、少しだけレベルを回復した。それでバルセロナとモナコは調子が良かったんだけど、そこから元々の問題とパフォーマンス不足に立ち戻ったんだ」

「金曜日のFP1を3、4回、空力開発と空力の理解のためだけに使って調査した――そのためにレース週末や予選を少し犠牲にするのは分かっていたんだ。それらの金曜日から多くの情報を得たよ。今は自分たちが正確に何をすべきか分かっている。今年のための修正もあるけど、マシンの知識と理解の70%は来年のプロジェクト用だと言っていい。それには3、4カ月の開発時間に風洞での作業時間など、時間が必要だからだ。だとすると来年に投資した方がいい」

「時々、クルマを理解するために問題やパフォーマンスをすごく深く掘り下げるのはいいことだよ。だから、全ての問題が明らかになり、全ての理解が得られた今、僕には今よりずっとクリアでまばゆい未来が見えるんだ」

今シーズンのマクラーレンはメジャーアップグレードを実質的に1回しかしていないのだとアロンソは説明した。

「僕らは次々とものを投入したわけじゃない。今年のアップグレードは基本的に1回、バルセロナだけだ。他のレースでは大きなパフォーマンスにはつながらない小さなパーツだけで、そのうちのいくつかは実験的なもの、いくつかはネガティブなもの、ポジティブじゃないものだった。だから、僕らは1度しかアップデートしていないことになる」

ここ数カ月のうちにチーフテクニカルオフィサーのティム・ゴスがチームを去り、レーシングディレクターのエリック・ブーリエもいなくなった。26日(木)、マクラーレンはジェームス・キーがテクニカルディレクターとしてトロ・ロッソからやってくる予定だと主張し、同時にエンジニアリングディレクターのマット・モリスが退任することを明らかにした。

アロンソの来季以降の動向はいまだ不明だが、新たな開発の軌道は収穫をもたらすだろうと彼は自信を見せる。

「方向性は気に入っている。僕らは自分たちに正直になり、問題を理解し、パフォーマンス不足を理解しなければいけない。いったんクルマに速さが足りないことを受け入れ、パフォーマンスが欠けていることを認めたら、そこから新しいアイデア、新しい人々、新しいフィロソフィー――こうした全てを探し始めるんだ」

「外部から、もしかしたら違うフィロソフィーを持つ人々を引き入れ、構造を少し変えて、マシンとチームの働き方全てをシンプルにしたら、近い将来マクラーレンがコンペティティブになるポジティブなステップが待っていると思う。これがF1なんだよ。1日では変わらない。時間がかかるんだ。でも、この2、3戦で僕が見てきた全ては論理的だと感じるから、それはいいことだと思う」

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