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タイトルを取れるマシンとは長らく無縁だとアロンソ

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2018年6月14日 « 「退屈なF1」の声にブラウンが反論 | 過酷なエンジンルールに不満のハミルトン »
© Charles Coates/Getty Images
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F1におけるフェルナンド・アロンソの未来は、スポーツが今後どのような方向性を取るかによって決まるといい、焦点をドライバーの能力に戻せるかどうかにかかっているという。

アロンソは2005年と2006年にドライバーズ選手権で2連覇を成し遂げたが、その後はキャリア選択の悪手や機会の喪失などによって2位フィニッシュが3回、次のタイトルには手が届かないままとなっている。

2014年にターボハイブリッドエンジンが導入されて以来、アロンソにはレース勝利がなく、チャンピオンシップでの最高位は6位止まり。最後にタイトルを争ったのは2012年――3ポイント差で敗れたフェラーリ時代のことだ。

2010年にも同じくフェラーリでタイトルまで4ポイントという戦いを見せたが、アロンソ自身は2007年を最後に、タイトルを狙えるようなマシンには乗れていないと主張する。2007年といえば、マクラーレンでルイス・ハミルトンと競り合い、2人そろって1ポイント差でフェラーリのキミ・ライコネンに敗れた年だ。

勝てないまま、いつまで続けていられるかとの質問にアロンソは複雑な表情を浮かべ、「これまでにはアップダウンがあった」と語り始めた。「最後にチャンピオンシップを狙えるマシンを手にしていたのは2007年だったと思う。それ以外はいつもトップや、そのシーズンのウイニングチームとはパフォーマンスがかけ離れていた」

「あれからもう11年だよ。だから、今更(ペースがないのは)大して気にならないけど、僕にとって最大の問題は、F1が進んでいく方向性について考えることなんだ。自分たちが来年どのくらいコンペティティブかってことはあまり考えない。そんなのは予測不可能だからね。大事なのはこのスポーツがどうなっていくかということなんだ」

「カナダのグリッドもまた、2台のメルセデス、2台のフェラーリ、2台のレッドブル、2台のフォース・インディアと2台のルノーがQ3に進んだ。これはもはやコンストラクターズワールドチャンピオンシップであって、ドライバーズワールドチャンピオンシップじゃなくなっている。だから、そこで僕は決断しなければならない」

これまでに獲得したタイトルは自分の実力としては少なすぎると思うかと聞かれ、自分より不遇なドライバーたちもいるとアロンソは述べた。

「いや、そんなことはないと思う。過去には機会を逃したこともあるし、たぶん、4回か5回のチャンピオンシップで勝つことはできたと思う。ある時は7ポイント差とか、またある時は3ポイント差とかで可能だったんじゃないかな。でも同時に僕はF1でこの18年間を過ごせたことはとても幸運だったと感じているんだ。それに、僕は今戦っているドライバーたちをコース上で見て、才能を感じるし、以前のカテゴリーの経歴だって優れているのに、ポディウムにすら届かない人たちを知っている」

「今のチームメイト(ストフェル・バンドールン)もそうだし、ニコ(ヒュルケンベルグ)も、カルロス(サインツ)もそうだ。優秀なドライバーなのにポディウムに上がれていない人はたくさんいる。確かに、僕らが幾度かチャンスを逃してきたのも事実だけど、僕は今まで自分が成し遂げたことには満足しているんだ」

世界3大レース制覇を目指すアロンソは今週、ル・マン24時間レースに優勝候補のトヨタから参戦している。その夢を実現するためにはモナコGP、ル・マンとインディ500で勝たなければならない。

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