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マクラーレンは期待をあおりすぎたとバトン

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2018年5月9日 « 3者バトルの「激化」を予想するウォルフ | 表彰台には「強力な運」が必要とシュタイナー »
© Keith Sutton/Sutton Images
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前所属チームのマクラーレンは2018年のルノーエンジンへの切り替えを前に、極端に期待を高めるような発言をすべきでなかったと2009年のF1ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンは考えている。

3年にわたってHondaと失意のシーズンを過ごしたマクラーレンは今季からルノーパワーに転向した。契約は2020年末まで続く。マクラーレンにとっては良いシーズンのスタートと言っていい――最初の4戦全てでポイントを獲得し、コンストラクターズランキングでは4位にいる。しかし、多くの人々は彼らが中団ではなく、F1のトップ3チームと対等に渡り合うことを期待していた。

シャシーのレベルに関してチームがあまりに強気な発言をしていなければ、現状をもっと評価されていただろうとバトンは述べた。

「ビッグスリーチームに今チャレンジするのは難しいし、それには少し時間が掛かる」とバトンは『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に語った。「マクラーレンは去年も今年も、自分たちのマシンがベストかもしれないなんて言ってしまったからね。フェラーリやメルセデス、レッドブルを相手にレースをしている時に、F1でベストマシンを手に入れるっていうのはかなり難しい注文だよ。実際はそうじゃないってのはこれで分かったと思う」

「だから、ここまでのシーズンはがっかりな結果と言える。でも、彼らがベストマシンだなんて豪語しなければ、素晴らしいシーズンだと言えたはずなんだ。いい進歩を遂げているよ、コンストラクターズランキングは4位だ。それなのに、1年の初めにあんなことを言っちゃったから、期待外れだなって思われちゃうんだよ」

SMPレーシングでル・マン24時間レースに参戦することが決まっているバトンは、同レースに出場するマクラーレンの元チームメイト、フェルナンド・アロンソには大きな賛辞を贈っている。5日(水)に世界耐久選手権(WEC)のデビュー戦となったスパ6時間レースで勝利を飾ったアロンソは、ル・マンでも勝って世界3大レース制覇に王手をかけたいと願っている――過去の達成者はグラハム・ヒルただ1人だ。

「彼は間違いなく用心すべきドライバーの1人だよ。何のレースであろうと、彼が戦っているとなれば――どうしたって気掛かりだ。ただ速いだけじゃない。彼はすごくクレバーなドライバーで、経験があり、常にチャンスをうかがっている。自分が絶好調なら予選で彼に勝って素晴らしいレースができるかもしれない。でも、彼は常にかかとに食らいついている。悪いレースをすることはすごくまれだ。だからチームメイト同士だとタフなんだよ」

「ル・マンでは彼と対戦することになる。もし、同じスティントを走ることになれば、彼が絶対にミスなんてしないのは分かっているよ。午前3時だろうが午後3時だろうが関係ない。彼は100%だ。それについていかなきゃならないんだからタフだよ。でも、それが世界のベストドライバーたちとレースをすることの醍醐味(だいごみ)なんだ。自分の神経を研ぎ澄ましてくれる」

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