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マクラーレン、2021年規約の交渉は早期収拾必須

Jim
2018年2月9日 « アロンソ、ル・マンの愛車TS050 HYBRIDをテスト | F1はビッグチームの要求に屈してはならないとマクラーレン »
© Kym Illman/Sutton Images
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マクラーレン代表のザク・ブラウンは2020年以降のレギュレーションに関する議論が進むことで生まれるであろう政治的な激動を最小限にとどめたければ、F1が決断力を持って取り組む必要があると主張した。

リバティ・メディアは長期的な将来のF1に関する疑問を抱えたまま、F1のオーナーとなって2年目のシーズンを迎える。セッション時間の変更やリブランディングなど小規模な変更を施してきたとはいえ、次のレギュレーション改定に向けた交渉など2018年には大きな案件が待ち構えている。

昨年、リバティがエンジンの構想を初公表した際にはフェラーリがF1撤退の脅威を示した。ブラウンは今年のF1がそういった政治的な行き詰まりに対応している余裕はないと強調する。

「2021年以降の交渉に関しては間違いなく大荒れになるだろう。商業面について彼らはすべてうまくやっていると思う。途中、いくつかミスも犯すだろうが、何もかも満点を取ると考えるのはアンフェアだろう。彼らもいずれ学ぶ。ただ、彼らがやろうとしていることやこれまでに講じた努力は満足している」

「FIAとリバティは素早く行動する必要があると思うので、交渉は少なく、また短期間にやれればと思う。きっと荒れるだろうから、長引けば長引くほど分裂することになる。また、2021年に完璧に準備を整える上で、もし新しいメーカーやチームが参入するとなれば数年の時間がかかることも分かっているため、時間がない。今シーズンの半ば頃には2021年がどうなるのかを把握できるところまで到達していたい。それ以上、長引くことになると、かなりチャレンジングになるだろう」

既存エンジンメーカー3社のうち、メルセデスとルノーもオリジナルのエンジン案に関してはフェラーリのスタンスに同調しているが、将来の予算制限や分配金の計画については異なる見解を持っている。メーカー以外では、マクラーレンやレッドブルといったチームがF1マネジメントの望む重要な部分に関して強い意見を抱いている。F1の意思決定プロセスにチームが関わっているため、それが問題をさらに複雑化しているのだ。

ブラウンいわく、リバティとFIAがメーカーやチームらに一組のアイデアに収まってもらいたいのであれば、ビジョンの詳細をより明確に説明する必要があるという。

「リバティは彼らがどこに向かいたがっているのか、チームに対して明らかにしていると思う。完全に具体的とは言わないが、方向性は示した。エンジンのこと、コストキャップのこと、収益分配のこと、それらの内容であることは全員が分かっている。ただ、収益分配がどんな風になるのか具体的なことは何も聞いていない」

「すべてのメジャースポーツの中でもF1はトップからラストまでの相違が最大だ。彼らはその差を縮めなければならない。コストはまったくもって制御できておらず、今のこの現代においてコストの対策が取られていないのは、おそらくスポーツに関して言えば世界でも唯一の業界だろう。そうしなければならない。私は最優先すべき事柄だと考えている。他の者よりも多くの儲けがあるとして、それを今のように大差を生むために費やさない限り、私は問題ないと思っている」

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