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「ハッピーなブラジルGP」とアロンソ

Kohei Saito / Jim
2017年11月13日 « アロンソとのバトルを制したマッサ | ベッテル、「チームとティフォシに感謝」 »
© Kym Illman/Sutton Images
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現地時間12日(日)、シーズン第19戦ブラジルGP決勝レースに挑んだマクラーレンのフェルナンド・アロンソは8位入賞を果たしたものの、ストフェル・バンドールンはオープニングラップでインシデントに巻き込まれてリタイアを喫した。

フェルナンド・アロンソ

「全体的に見て、僕らにとってハッピーなブラジルGPだね。6番手からスタートし、最初のコーナーで5番手に上がり、そしてポイント圏内で完走した。僕らにとって最良の週末のひとつだよ。レース全体を通して素晴らしいマシンを手にしていたけれど、結局のところオーバーテイクは全くできなかった。ストレートでのスピードが十分ではなかったんだ。コーナーの出口で何度かフェリペ(マッサ)に対してかなり接近して、"今こそ彼をパスできるぞ"って思っていたけれど、DRSを使ったにもかかわらず彼に引き離されてしまった。彼はすごく安定していて、全くミスをしなかったね。それに、フェリペにとっては最後のブラジルGPでのラストラップだったから、彼がどれだけハードにディフェンスしてくるか分からなかったしね! どちらにせよ、彼をオーバーテイクするチャンスはなかった。しかも、背後にいたペレスに対しても防御しなきゃいけなかったから、チェッカーフラッグが見えた時はうれしかったよ」

ストフェル・バンドールン

「明らかに、僕が望んでいたレースではなかった。実際、グリッドからかなり良い発進をして、オコンやグロージャンと良いバトルをして彼らをかわしかけていたんだ。みんなが密集した時はほとんどアクシデントになりかけていたよ。それから、ターン2ではマグヌッセンとリカルドの間に挟まれてしまった。どこにも行き場所がなかった。残念なレースの終わり方だったよ。僕の立場では、あそこで接触を避けるための逃げ場はなかった。明らかに、今日はポイントを獲得できるチャンスを逸してしまった。金曜日にはかなり有望なレースペースを見せていたし、今日の路面温度はかなり高く、強力なスタートができていたから、ポイントを獲得できるチャンスは十分だと感じていた。残念だよ」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「フェルナンドのパフォーマンスは彼が今もコンペティティブな野性的本能を持っていると、タイムリーに思い起こさせるものだった。マッサに攻撃してよし、と戦略的なゴーサインが出ると、すさまじい手厳しさで、まるで予選ラップかのような走りで周回ごとにギャップを縮めていった。われわれのパッケージが持つ限界から、オーバーテイクが難しいかもしれないと分かってからも、彼を阻む理由にはならず、ずっと走らせてやればいつか必ず達成してみせただろうと確信している。制御されたハードなドライビングの見事な手本であり、見ていて本当にスペクタクルだった。コックピットでは間違いなく楽しかったに違いない。ブラボーだ、フェルナンド。ストフェルは信じられないほどに不運だった。最高のスタートを決めて前進していたところ、ターン2の出口でケビン・マグヌッセンにぶつけられた。意味のない接触であり、ストフェルは完全なる犠牲者だ。それでも、その瞬間まで彼は堅実な週末に恵まれており、2週間後のアブダビで行われる最終戦ではきっと反撃してくれるだろう」

長谷川祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)

「今日はフェルナンドがコース上でライバルたちとエキサイティングなバトルを繰り広げ、私たちにとっては素晴らしいレースでした。6番手からスタートしたフェルナンドはタイヤをうまく管理し、高温だったにもかかわらず、レースを通して一貫したペースを維持しています。マッサをオーバーテイクしてさらにポジションを上げられなかったことは残念ですが、素晴らしいパフォーマンスでしたし、チームのために多くのポイントを集めてくれました。それとは対照的に、ストフェルは非常にがっかりなレースとなり、彼に一切の責任はないものの、1周目を走りきれませんでした。ただ、そこまでは堅実な週末を過ごしたと思います。全体として、私たちにとってはまずまずの週末です。パッケージは各セッションでそこそこの速さを示しており、全員のハードワークのご褒美として2点を手に入れられました。マクラーレン・ホンダとして挑む今シーズンのレースは残り1戦だけです。自分たちのパッケージからすべてのポテンシャルを引き出すために全身全霊で取り組みます」

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