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直線速度不足も1点をもぎ取ったアロンソ

Me / Jim
2017年10月30日 « トラブル続きのトロ・ロッソ | 1周目の攻防を制したフェルスタッペンが通算3勝目 »
© Kym Illman/Sutton Images
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現地時間29日(日)、シーズン第18戦メキシコGP決勝レースが開催され、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは10位でポイントを獲得し、ストフェル・バンドールンは12位で完走した。

フェルナンド・アロンソ

「全体としていいレースだった。グリッドの後方からスタートしたものの、ポイント圏内でフィニッシュしたんだからね。クルマは今週末ずっと素晴らしかった。コーナーで強く、レースを通してハンドリングとバランスが良かった。攻撃や防御の面ではやや直線スピードが足りなかったから、レースの半分はザウバーの後ろに引っかかっていたし、その後もマグヌッセン(ハースF1)をパスできなかった。彼のDRS圏内を外れるとすぐに、すごく攻撃を受けやすくなってしまったんだ。だから、僕らにルイス(ハミルトン/メルセデス)を抑えるすべはなかったんだと思う。ハードに戦い、毎回ブレーキを少し遅らせてポジションを守ろうとしたけど、9位とそのポイントを守ることはできなかった。あれはいいバトルだったけど、同じクルマじゃないと厳しいね。次はブラジルだ――またポイントが取れるように頑張ろう」

ストフェル・バンドールン

「今日は最高のスタートだった。オープニングラップが終わって13番手にいたんだ。でも、今日は僕らが直線でいかに失っているかが分かったと思う。ザウバーの後ろさえキープできなくて、その後は全然オーバーテイクできなかったから、ポジションを失ってしまった。でも、前が開けた状態ならペースはとてもポジティブだったし、マシンの感触も本当に良かったから、後方スタートだと基本的には僕たちにとってタフなレースになることは分かっていたことだ。レース終盤は数台が接近してきてかなりエキサイティングだったけど、それでも、僕たちの直線速度が十分じゃないってことを示している。僕らには難しいレースだったし、今日は絶対にポイントを取れたはずなのに、スピードと、終盤のVSC(バーチャルセーフティカー)でピットストップに入った時にタイムロスをしたせいで妥協しなきゃいけなかった。ポジティブなことは僕らのペースがとても力強かったことと、完走できたこと。ただ、ストレートでの僕らの欠点が大きすぎる。今日はルイスを盛大にお祝いしないとね。とてつもない偉業だし、今シーズンの彼は強力な戦いをしてきた」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「両ドライバーにとっては非常にタフなレースだった。悪名高くもこのサーキットはパワー重視の複雑な構造をしており、そのためにオーバーテイクがほぼ不可能と言われているが、その場所でマシンに制限がある状態にもかかわらず、信じられないほど見事な走りを披露してくれている。フェルナンドもストフェルも力強いレースを戦い、オーバーテイクまであと一歩の攻めを何度も見せたものの、彼らの努力にはあまり報えなかった。それでも、パッケージにポテンシャルを見いだせているのは確かであり、両ドライバーとも18番と19番のグリッドから素晴らしいスタートを決めている。その上で10位と12位で完走したとはいえ、1点しか手に入れられなかったことが悔しい。とはいえ、2人ともすべてのレースで直面するチャレンジに挑んでおり、今日のコース上で見せた自分たちのパフォーマンスは誇りに思うべきだ。それに、われわれよりパワー面の影響がはるかに少ない周辺のマシンと堅実なバトルができたことはポジティブだった。メキシコで得られた良い点は、高高度と冷却の問題からこのサーキットはテクニカルなチャレンジが多かったにもかかわらず、2台が完走を果たしたこと。今はわれわれのパッケージにははるかに適したサーキットであるブラジルを楽しみにしている。来年の開発を継続しているので、シャシーをさらに改良するためにハードにプッシュし続けるつもりだ。また、この機会を借りて、その活躍に見合う4度目のチャンピオンシップ制覇を成し遂げたかつてのわれわれのチームメイトであるルイス(ハミルトン)を祝したい。今日はまだまだこれからだという期待を味わったので、来年はコース上で彼とさらにエキサイティングなバトルができるよう期待している」

長谷川祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)

「2台が後方グリッドからのスタートだったにもかかわらず、最終的に1点を勝ち取れたことはチームにとって素晴らしい結果です。フェルナンドもストフェルも素晴らしいスタートを決め、レースを通して10番手前後を争っていました。週末を通してマシンの好感触をつかんでいたフェルナンドは実に見事で粘り強いレースを戦い、最後の1ポイントをもぎ取ってくれています。今日の彼のドライブは情熱にあふれ、彼がいかに巧みなドライバーであるかを示すものだったと思いますし、私は彼が称賛されてしかるべきだと思っています。ストフェルは見事にスタートし、レースを通してハードにプッシュしていたので、ポイントに届かなかったことは残念です。パワーユニットに関してはメキシコの高高度というタフなチャレンジに立ち向かったとはいえ、2台ともレースを完走しており、しっかりとしたスピードもありました。今週末はいくらかポジティブな気持ちで締めくくられるのではないかと思います。マクラーレン・ホンダとして挑むレースはあと2戦しかありません。できる限りベストなポジションでフィニッシュできるように、協力して取り組み続けていきます。最後に、世界選手権の優勝を果たしたルイスとメルセデスにお祝いを申し上げます。ルイスもチームも今シーズンは本当に素晴らしい仕事を果たしたと思います」

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