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またもトラブルに泣いたアロンソ

Me / Jim
2017年10月23日 « 前進を実感するエリクソン | レースにも結果にも満足するマッサ »
© Mark Sutton/Sutton Images
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アメリカ時間22日(日)、シーズン第17戦US GP決勝レースが開催され、マクラーレンのストフェル・バンドールンは12位で完走したものの、ポイント圏内を走っていたフェルナンド・アロンソはトラブルでリタイアを強いられている。

フェルナンド・アロンソ

「今日、僕らにはいくつかポイントを手にする資格が大いにあったと思う。いい予選をしていいレースをしていた。スタートだって良かった。それなのに何の報酬も得られなかった。僕らとしては驚異的なパフォーマンスだったと思う。ストレートでパワーを失ったんだ。エンジンにバイブレーションを感じて、何かすごくおかしなことが起きていた。本当に残念だよ。この数戦で僕らはあまりに多くのポイントを落としてしまった――もしかしたら15か20ポイントは失っているかも――それがあれば僕自身とチームのチャンピオンシップで役立っただろうにね。すごく痛いよ。特に今日は実力で7番手にいて、そこまで戦い抜いたのに。もう残りは3戦しかないから、どうしてもうまくやりたい。ガレージのみんなは本当に日夜ハードに仕事をしてきちんとクルマを準備してくれているんだ。今朝だって彼らはストフェルのエンジンを交換しなければならず、双方のクルーがそのために力を合わせていた。それから彼らはレースに備え、完璧なピットストップをやってのけたんだ。今日は本当にせっかくのいい機会を逃してしまった」

ストフェル・バンドールン

「今日はかなりエキサイティングなレースだった! ポイントは取れなかったけど、難しい予選を終えて最後尾からスタートしたことを思えばすごくいいパフォーマンスができたと思う。コーナーでは実力で何度もオーバーテイクできた。僕らには直線スピードが不足しているから、これはある意味予想外だったかもね。戦略も良く、コース上で何度かいい戦いができたから、僕は自分のペースに満足だし、今日は自分たちのポテンシャルを最大限に出せたと思う。ここまでポイントに近づいたのに悔しいけど、ペナルティであれだけ後ろからスタートしたんだから、苦戦するのは分かっていた。コース上でオーバーテイクできた時っていうのはいつも満足感があるものだ。自分たちがかなりコンペティティブだったのも励みになる。でも、次の数戦を見てみないといけないな。いくつかのコースが他と比べて少し僕らに向きなのは分かっているんだ。ここは僕らがポイントを取れるところだったかもしれない。メキシコでこれ以上ペナルティを受けないという保証はできないけど、その点は静観しよう。チャンスがあればそれを思い切り生かしたい」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「今日は両ドライバーの才能を改めて目の当たりにしたレースではあったが、それをほとんど発揮できずにひどくがっかりだ。フェルナンドのスタートは見事であり、第1スティントを通して、最初のピットストップが始まるタイミングまで前後の集団の中でペースを維持していた。7位もしくは6位に入り、チームのために貴重なポイントを獲得する力はあったのに、MGU-Hの問題によって台無しだ。もう1台に起きたトラブルでもあるが、週末を通して抱えていたこの問題は悪化している。ポテンシャルは高かったにもかかわらず、今年のアメリカではフェルナンドの方に運がなく、われわれ全員がショックを受けている。ストフェルは今朝、MGU-Hの問題が見つかり、レースの時間までにコースに送り出すにはパワーユニットのフル交換が必要となったため、5グリッド降格処分に加えて、新たに25グリッド降格となる不運があった。これでスタートは最後尾に後退し、ポイント獲得はほぼ不可能だ。それでも、ストフェルは実に見事な走りを披露し、初めてのCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)のレースで、テレビ画面には映っていないところで4回も勇敢なオーバーテイクを決めている。今シーズンに残された数少ないサーキットでよりポジティブな結果を熱望しているのに、こういった問題が好結果を奪ってしまうことが非常に悔しい。フェルナンドのマシンが問題を抱えたということはつまり、メキシコもタフなレースになるが、それでも戦い続ける」

長谷川祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)

「今日はチームの全員が信じられないほどのフラストレーションを抱える1日でした。必要とされる多くのポイントを獲得できるようにと願ってUS GPにやって来ましたが、残念ながら2台を襲った信頼性の問題のせいでトップ10フィニッシュを失いました。今朝、ストフェルのMGU-Hに問題があることを確認したので、パワーユニットの交換を決断したのです。このため、彼はレースを最後尾グリッドからスタートし、難しい課題を与えることになってしまいました。それにもかかわらず、今日のストフェルは素晴らしいレースを戦ってくれたと思います。コース上でマシンをオーバーテイクし、レースを通して好ペースを維持しました。彼の努力に報いるポイント獲得とならなかったことが残念です。フェルナンドは8番グリッドからスタートし、開始後には7番手に上がりました。ポジションを維持しながら、ライバル勢を押さえ込んでいましたが、MGU-Hの問題でレースは早い終わりを迎えました。またもパワーユニットに問題が起きたことは非常にがっかりしています。ここ最近のレースでは信頼性が相対して安定していたので特に残念です。この問題についてはサクラと共にすぐさま調査し、来週末のメキシコに向けて対策を講じます」

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