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© Mark Sutton/Sutton Images
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HondaのF1プロジェクト総責任者、長谷川祐介氏によると、彼らのエンジンパフォーマンスは本来2017年のプレシーズンテストのスタートで達成したかったレベルに今、到達したばかりだという。

今年、3年続けてHondaが競争力と信頼性あるパワーユニットを用意できなかったことで、マクラーレンとHondaの関係は深刻な危機を迎えてしまった。チームは1年落ちのフェラーリエンジンを使用するザウバーを辛うじて逆転し、現在コンストラクターズランキングで9位にいる。

そんな中、最近のHondaのアップデートには改善の兆しが見られており、フェルナンド・アロンソがハンガリーでファステストラップをたたき出して6位でフィニッシュ。その前にはよりパワーセンシティブなシルバーストーンサーキットでも良いパフォーマンスを見せていた。長谷川氏は全20戦のレースカレンダーでここまで来るのに11戦もかかってしまったことに落胆を示す。

「到底満足とは言えません」と彼は『Racer(レーサー)』に語った。「恐らく現在のパフォーマンスレベルはわれわれがシーズン開幕時に達成していなければならなかったものと同じです。私としては、"ついに、バルセロナで発揮すべきだったパフォーマンスレベルにたどり着いたぞ"という気分ですね」

「ですから、およそ5カ月かかったことになります。通常の技術開発における常識的な観点からいえば、5カ月でそのレベルまで追い付けたことは、誇りに思うべきでしょう。しかしながら、F1カレンダーとの関係では遅すぎました。私は半分安堵(あんど)し、半分は非常に落胆しています。シーズンの初めにこのレベルを達成できなかったことが残念でなりません」

マクラーレン・ホンダのパートナーシップには今も不確実性がつきまとうが、チームが代替サプライヤーを選ぶとなると、選択肢はルノーエンジンしか残されていないように見える。両者の関係性は今も良好な状態だと長谷川氏は述べた。

「われわれはしょっちゅう話をしていますし、強いコミュニケーションを維持し続けています。ですから、彼らとの特別なミーティングは必要ありません」

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