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バトン、現代F1は「これぞF1」

Jim
2017年5月28日 « ベッテル、「キミの方が速かった」 | 高温の路面も摩耗や劣化は低かったとピレリ »
© Manuel Goria/Sutton Images
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モナコで現代F1マシンを初体験したジェンソン・バトンは2017年のF1レギュレーションが成功していると評した。

インディ500に出場するため、モナコGPを欠場しているフェルナンド・アロンソに代わり、マクラーレン・ホンダを駆って一度限りの復帰を果たすことになったバトン。事前のテスト走行をせずにモンテカルロでぶっつけ本番に臨んだバトンだが、27日(土)に行われた予選では印象的な走りで9番手につけた。ただし、ターボチャージャーとMGU-Hを新品と交換したため、エンジンペナルティによりレースのスタート位置は最後尾まで後退する。

「昨年にここを走ったよりもかなり速くなっているし、楽しさも増していると思う」

「マシンの重量増加(2016年は702㎏、2017年は728㎏)に関しては新しいレギュレーションを聞いた時にちょっとがっかりしたんだ。F1マシンにとって重量はとても重要だからね。でも、重いマシンには一番キツイこのサーキットで、かなり速く走れている」

「ドライブが本当に楽しい。ものすごく。F1はレギュレーションの点で間違いなく正しい方向に進んだと言える。タイムやダウンフォースを見いだしたりするにあたって、チームにとってもかなりエキサイティングなんじゃないかな。これぞF1って感じだと思う」

ただ、現代F1の弱点のひとつがタイヤだとも語ったバトンは、とりわけピレリが硬いコンパウンドの範囲を広めにしている点を指摘した。

「タイヤはまだかなり難しいと思う。ピットを出た瞬間から2周に渡ってプッシュして、アタックラップを始めるまでにタイヤの温度を得ようと全開でプッシュしているのに、気温が25度もあって路面温度53度の中でも、ウルトラソフトのフロントタイヤはまだ振動がある。理解できない。それに、これは僕だけじゃないと思う。ここがまだ改善できるポイントだね。来年にはきっと良くなっているはずだ」

「ポジティブだと言えるのはブレーキングでリアが回転している時に前みたくスナップしなくなったこと。トンネルの出口とかがそう。トンネルから出てきた時に危ういシーンを見なくなったでしょ。リアの回転があってコントロールを確保できているのは素晴らしいことだし、過去はそれがなかったから、今は良くなったと言えると思う」

それでも、バトンは幅が20cm大きくなった今年のマシンでレース中にポジションを上げていくのは難しいと感じているようだ。

「オーバーテイクはかなり難しいだろう。サーキット上で前にマシンがいる状態を見るまで、マシンがどれだけ幅広になったか実感できないだろうけどね。信じられないくらいワイドなんだ。(木曜日に)ルイス・ハミルトンをパスしたんだけど、それはまあご覧の通り、楽勝! いや、本当のところはかなり難しかった。レースでオーバーテイクが見られたらサプライズだね。別に言わなくていいとも思うし、ポジティブな発言ではないけど、でもここはモナコだから」

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