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バンドールンがクラッシュも揃ってQ3進出

Me / Jim
2017年5月28日 « アタックのタイミングを悔やむリカルド | 苦戦続きのザウバー »
© Manuel Goria/Sutton Images
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27日(土)、シーズン第6戦モナコGP予選でマクラーレンのジェンソン・バトンとストフェル・バンドールンは揃ってトップ10入りを果たした。しかしながら、2人とも降格処分を受けており、決勝レースは厳しい戦いを強いられそうだ。

予選Q3に進んだバトンは最終的に9番手につけたが、ターボチャージャーとMGU-H(いずれも今季5基目)を交換したことにより合計15グリッド降格ペナルティが科されたため、最後尾からレースをスタートすることになる。

バンドールンはタイム更新を狙ったQ2のラストアタック中、スイミングプール区間でガードレールに接触してしまい、マシンにダメージを負って黄旗要因となった。自力でピットに戻れなかったため、Q3には参加できていない。また、バンドールンは前戦スペインGPのペナルティで3グリッド降格が決まっていたため、スタート位置は13番グリッドになる予定だ。

土曜フリー走行はバンドールンが10番手、バトンが12番手につけている。

ジェンソン・バトン

「すごく楽しかった。プラクティスは問題なかったけど、予選ではマシンのパフォーマンスをしっかり調整しなければいけないから、その点はまだ僕が学習中の部分だ。今年のタイヤは機能の仕方や、減り方、持ち方が去年とは全く違う。その最後の数パーセントを見つけるのがトリッキーだった。でも僕はハッピーだよ。今年の1戦限りのレースで予選9番手・・・そして20番手からスタートだなんてね! こんな機会を与えられるとは思っていなかったから、すごくいい思い出になる。このモンスターのような素晴らしいマシンに乗ってモナコを走り回ることができた。僕はとても幸運だ。この9番手を胸に週末を終えられるよ。それだけでもう大はしゃぎさ」

ストフェル・バンドールン

「ポジティブな1日だ。僕はこれが初めてのQ3進出なんだ。でも、本当なら最後のセッションで走行するはずだったんだけどね。悲しいことに出られなかった! ここでは少しコンペティティブになれると期待していたんだ。今週末は明らかな進歩を見せられたと思う。僕らは全てのセッションでトップ10に入れたし、コックピットですごく落ち着いて自信を持って走れた。小さなクラッシュで予選セッションが終わってしまったのは悔しいけど、ここで限界までプッシュしていたらそういうのは時々起きてしまうものだ。今、僕はすごくチームとのまとまりを感じ始めている。明日はただコース上で走りを楽しみたい」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「今日の予選セッションはポジティブな点を見ていかねばならない。われわれは本当に素晴らしいパフォーマンスを披露できたと思うし、今シーズン初めて2台揃ってQ3に進出するという自分たちの期待にも答えられたと思っている。すべてがイコールの状況ならば、明日は2台とも強力なポイント獲得のチャンスを期待しただろう。実際も、まだその可能性を除外していない。グリッドペナルティにより、(バンドールンが)12番手と(バトンは)20番手のスタートになるが、こういったストリートコースでは何が起きるか分からない。少し生意気を言えば、うちのマシンは速さもあり、とてもドライブしやすく、特に後者のクオリティはタイトでツイスティなサーキットを78周に渡って戦うドライバーに報いてくれるだろう。それに、他に手立てがないわけではない。レースではプッシュし続け、いくらかリスクも冒しつつ、必死に戦い、モンテカルロのカジノがわれわれにどんな幸運をもたらしてくれるのか見てみよう」

長谷川祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)

「今日は2台揃ってQ3に進出し、われわれにとって予選はポジティブな前進となりました。とはいえ、明日のレーススタートはペナルティのため両ドライバーともグリッドが後退するので、それについては当然ながらがっかりしています。ストフェルは驚異的に優れたドライビングを披露しており、好ペースを発揮してF1キャリア初のQ3進出を果たしました。残念ながら、Q2終盤にバリアにヒットしてしまいましたが、これだけタイトなコースでハードにプッシュしていればいずれ起きるかもしれないことは分かっていることです。チームは今夜、マシン修復のために必死に取り組みます。12番手スタートなので、数ポイントの入賞をかけて争えればいいですね。また、週末を通してジェンソンのペースに励まされています。パワーユニットのエレメント交換に伴い、15グリッド降格のペナルティを受けるにもかかわらず、予選中もモチベーションを高く取り組んでくれました。ここはモナコですし、こういったコンディションで予選に挑むのはかなり難しいものですが、今日は彼のプロフェッショナリズムを見た気がします。レースまであまり時間はないものの、まだ今夜にやるべき作業がたくさんあります。明日、さらに改善できるよう、集めたデータの分析を継続します」

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