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マクラーレン、予選結果をレースに生かせず

Me / Jim
2017年5月15日 « リカルドが今季初表彰台 | 1ストップで入賞を果たしたウェーレイン »
© Andy Hone/LAT/Sutton Images
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14日(日)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われたシーズン第5戦スペインGP決勝レースでマクラーレンのフェルナンド・アロンソは12位で完走、ストフェル・バンドールンはリタイアを喫した。

予選7番手と好位置につけたアロンソはオープニングラップでフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)と交錯。コースオフを喫してポジションを落としてしまい、以降はポイント圏外での戦いを強いられた。

センサートラブルでエンジンコンポーネントを交換してレースに臨んだバンドールンは10グリッド降格のエンジンペナルティで最後尾からのスタートとなったが、中盤まで奮闘を続けるも、マッサとの攻防戦で接触してしまい、グラベルに乗り上げてマシンを降りている。

フェルナンド・アロンソ

「レースは僕らの計画通りには運んでくれなかった。ターン2のフェリペとの接触は少し不運で、その後、レースの中盤はダニール(クビアト/トロ・ロッソ)の後ろに長くいすぎた。でも、それがなかったとしても今日はポイント圏内に入れるレースペースはなかったと思う。少しがっかりだけど、少なくともレースフィニッシュはできた。これが信頼性向上の兆しであることを願っているよ。次のグランプリに向けてはもっといい準備を整えないとね。僕は明日の午前9時にはブリックヤード(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)にいなきゃいけない。お昼にはクルマに乗って最初のプラクティスを開始する。つまり、これから14時間【*】の休憩があって、そのうち9時間は飛行機の中ということだ。インディモードに切り替えて、次の2週間はそれに集中力の全てを注ぐことになる」
【* 編集部注:おそらくアロンソはスペイン時間で15日(月)9時まで14時間、と発言しており、インディアナポリス時間では20時間ある】

ストフェル・バンドールン

「(マッサとの)インシデントはまだきちんとテレビで見ていない。フェリペがそこにいるとは本当に思っていなかったんだ。彼がパスできる十分なスペースは開けたと思ったんだけど、不運にも接触してしまい、フロントのホイールが壊れてしまったから、そこで僕のレースは終わってしまった。誰も責めるつもりはないし、個人的にはただのレーシングインシデントだったと思っている。ジョリオン(パーマー/ルノー)を抜いたのは僕の今季最初のオーバーテイクだったから、少なくとも実りはあるレースだった。あの動きがこれほど良かったと感じるってことは、僕らのパッケージがまだ十分ではないことを示している。まだ他の人たちとポジションを争える状態じゃないんだ。それでもこのレースに持ってきたアップグレードによって、一部のエリアでは間違いなく改善が見られるし、一歩前に進んでいる。レースではまだ少し苦しんでいるけどね。次のレースでもこうした改善をもっと続けたい。モナコについて何かを予想をするつもりはないんだけど、シャシーは良くなっているし、あといくつかは効果的なアップデートを行いたい。それについては様子を見て、ベストを尽くすしかないよ。今の僕らにできるのはそれだけだ」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「昨日の励みになる予選ペースを見た後だけに、今日は非常にがっかりしていると言わざるを得ない。彼自身のせいではないものの、フェルナンドがフェリペ(マッサ/ウィリアムズ)の1周目の"オフ"に巻き込まれてしまい、結果として6つもポジションを落とす羽目になった。その後は懸命にプッシュしたが、ギャップは歴然の差があり、単独レースを12位で終えている。一方、今朝、パワーユニットのエレメントの一部を交換すると決めたチームの判断により、10グリッド降格処分を受けたストフェルは最後尾の20番手からのスタートを強いられた。そこから、レース序盤の3分の1は本当に素晴らしいがんばりでドライブし、20周目までには16番手に上がっていた。その中でハイライトだったのはルノーを駆るジョリオン(パーマー)に対する力強い追い抜きだ。残念ながら、彼の素晴らしい前進は33周目に停止を余儀なくされた。フェリペのウィリアムズとぶつかり、サスペンションにダメージを負ったため、ドライブできる状態でなくなってしまったのだ。つまり、結果の点で言えば今日は忘れるべき1日だったということになるが、今週末から得られたポジティブな面は堅実な予選ペース以外にもいくつかある。MCL32はドライバーたちが信頼を寄せるシャシーでああり、そのクオリティはカーブの多い市街地コースのモナコで2週間後にまたライバルたちと競い合える良い前兆と言えるだろう」

長谷川祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)

「ホームグランプリに挑むフェルナンドの素晴らしいパフォーマンスが発揮された昨日の予選を思えば、今日はチームの全員が失望を感じる結果となってしまいました。オープニングラップで不運なインシデントに見舞われながらもフェルナンドはしっかりと走り、徐々にポジションを上げていました。彼は決してあきらめず、前を走るマシンを追いかけながら励みになるペースを示してくれています。今日の彼のペースも良かったですし、ポイントを獲得できるに十分な競争力もあったと思うので本当にがっかりしています。ストフェルにとってはタフなレースでした。最後列からスタートしなければならなくなり、その上、レースの途中でリタイアを強いられました。今はチャレンジングな時期を過ごしていると思いますが、われわれは彼と力を合わせてこの状況を乗り越えるつもりです。次のモナコは私たちにとって大チャンスになるでしょう。非常にテクニカルなサーキットであり、真のドライバーズサーキットなのでストフェルとジェンソン(バトン)が良い走りを見せてくれればと願っています」

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