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マクラーレン、今日の主役バトンに敬意

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2016年11月28日 « マッサ、チームとファンに感謝 | ダブルリタイアに終わったトロ・ロッソ »
© Mark Sutton/Sutton Images
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27日(日)、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがシーズン最終戦アブダビGP決勝で10位入賞を果たした一方、ジェンソン・バトンはマシントラブルでリタイアを喫した。

今季をもっていったんF1キャリアに区切りをつけるバトンは、サスペンション周辺のトラブルによってレースを終えている。

フェルナンド・アロンソ

「レースは楽しかったけれど、難しくもあった。フォース・インディアやウィリアムズに対してできることはほとんどなかったけれど、最後のラップまで戦ってすごく接戦だったから、今日僕らが獲得したポイントに満足しているし、コンストラクターズ選手権とドライバーズ選手権でポジションを確保できたことがうれしい。全体として今季はポジティブだった。2015年に比べて大きな進歩を示したけれど、僕らはワールドチャンピオンシップで勝ちたいんだ。そして、それを達成するまでにはまだ長い道のりがある。それでもこれから長い冬が待っていて、もっとコンペティティブなパッケージと共にオーストラリアに行けるよう、思いっきり努力するつもり。ジェンソンの最後のレースが早く終わってしまったのは残念。だけど、彼は来年もここにいるし、その新しい役割で僕らにとってものすごく大きな財産になるだろう。そして、ニコ(ロズベルグ/メルセデス)のためにすごくうれしいよ。彼はファンタスティックなシーズンを送ったし、チャンピオンにふさわしい。彼はいつでも自分の可能性を信じ、アドバンテージを完璧にコントロールした。彼もルイス(ハミルトン/メルセデス)も素晴らしい仕事をしたけれど、今年勝つのはニコの番だ。ルイスはもう3度も優勝したんだから!」

ジェンソン・バトン

「マシンのサスペンションコンポーネントが故障した。僕らにめったに起こらないことさ。右フロントにトラブルが起きたんだけど、(ターン11に向けて)ブレーキを踏む前に分かってとにかく良かった。コンポーネントがめったに壊れないというのはいつだって僕らの強みだったけれど、今日――よりにもよって今日――何かが起こってしまった。ただ不運だっただけさ。僕のレースは短かったけれど、その他の全てが素晴らしかった。マシンに乗り込む前は本当に感情があふれていたんだ。チーム全体とすべての友人たち、そして家族がガレージまで僕に声援を送ってくれるなんて、すごく特別な雰囲気だったよ。あのときはサングラスをかけていたことに感謝したね・・・。僕が自分のキャリアの中で達成したこと全てにとても満足している。今、それが終わった。でも、僕はこの瞬間を生きているし、今夜はものすごく楽しいだろう!」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「フェルナンドは非の打ち所のない走りで10位に入り、チャンピオンシップポイントを1ポイント獲得してくれた。だが、彼の力強い走りを差し引くつもりは一切ないが、今日のわれわれにとってはジェンソンが主役だった。彼のレースがサスペンションの故障に終わってしまったことが悲しく、残念でならない。だが、そこで失われたささやかな場所は、われわれのイギリスの仲間たちが物事の壮大なスキームと呼ぶものに比べれば取るに足らないものだ。彼がマクラーレンに残した記録がそれを物語っている。いくつかのとりわけ華麗な勝利を含む8回のグランプリ勝利、そしてマクラーレンスタッフとファンの心を引きつけた偉大なる7年間。われわれ全員を代表して、JB(バトン)、君に敬意を。来年ももちろん彼はここでわれわれを多くの方法でアシストしてくれる。だが、レースをするのは今の世界で最も優れたレーシングドライバーに相違ないフェルナンドと、無限に近いポテンシャルを持つストフェル(バンドールン)だ。多くの人々が考えるように、立証済みの経験と有望な若々しさを理想的なF1ドライバーのラインアップとするならば、われわれの2017年デュオ以上のペアリングはいないだろう。これ以上のものを挙げられるならやってみるがいい。2016年の幕が降り、このシーズン中に見せたHondaの記憶に残る進歩をたたえたい。今も重要なサポートを続けてくれているスポンサーパートナーたちに感謝している。スタッフも皆、よくやってくれたと背中をたたいて回りたいよ。難しい状況の中、彼らは至難の業をやってのけた。メカニックたちが言うように、これぞ見事な働きと表現するほかない。最後に最も重要なこととして、世界一のわれわれのファンに敬意を表したいと思う。あなた方の信頼と忠誠がコンスタントなインスピレーションをわれわれに与えてくれた。おなじみのハッシュタグ、#BelieveInMcLarenHondaに全てが簡潔に含まれているが、その無条件の献身的熱意に感謝している。最後に、今夜のアブダビで素晴らしいシーズンをワールドチャンピオンシップ優勝という栄光で飾ったニコ(ロズベルグ/メルセデス)にわれわれ全員から祝福を。ニコがマクラーレンをドライブしたことはないが、もちろん皆彼をよく知っている。彼が初めてわれわれのパドックを訪れたのは子どもの時だ。30年前にマクラーレンをドライブした有名な父のケケに連れられて来た。2人とも、おめでとう」

長谷川祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)

「まず、長い2016年のF1シーズンを通して本当によくがんばってくれたマクラーレン・ホンダのチームメンバー、一人ひとりに感謝を伝えたいです。今年もチャレンジングな1年になりましたが、共に成し遂げてきた成果を心から誇りに思っています。ジェンソンが早々にリタイアを強いられてしまい、アブダビGPはほろ苦さを味わったものの、彼自身がそう願っていた通り、コース上にいた短い時間でしっかりと戦い、素晴らしいレースを走ってくれたと思います。フェルナンドは見事なレースでした。チェッカーフラッグが振られるまで、懸命にプッシュし続けるファイティングスピリットを見せてくれました。難しいレースだったので、チャンピオンシップポイントを1点勝ち取れたことがうれしいです。その意味ではチームにとって満足できると思います。明日以降は2017年に向けて全力で開発をプッシュし、冬の数カ月で前進できるよう願っています。最後になりましたが、われわれの友人であり、仲間であり、ヒーロー的ドライバーであるジェンソンにありがとうと言いたいです。来年、すべてのレースで彼と会えないことはとてもさみしいですが、きっと彼もチームの皆に会えなくてさみしい思いをするに違いありません。またすぐ、近いうちに会いましょう!」

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