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  • レディオ・ガガ - ハンガリーGP

「地獄からのレースといこうか!」

M.S.
2016年7月26日
© Goria/Sutton
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スチュワードの判断が再び話題となったハンガリーGPから、『ESPN』が厳選した無線メッセージをお届け。

「アアー、くそっ!」
「赤旗は本当に不運だった」
「マジであり得ないよ」

最初と3つ目のコメントの発言者であるジョリオン・パーマー(ルノー)はタイミング悪く掲示された赤旗でQ1突破の望みを断たれてしまった。

「おばあちゃんみたいに走ってるから」

チームメイトであるダニエル・リカルドの後ろにひっかかったマックス・フェルスタッペンは、独特の言い回しでレース序盤のタイヤ節約には問題ないとレッドブルに伝えている。

「ジェンソン、シフトするな。油圧がなくなっている」
「ゲームオーバー?」
「いや、ジェンソン、ステイアウト。ステイアウトだ」
「そりゃ最高。地獄からのレースといこうか!」

5周目にブレーキペダルがフロアまで落ちてしまうことに気づいたジェンソン・バトンは、レース続行の指示に心沸き立たない様子だ。

「ブレーキペダルがフロアまでいっちゃうのは安全性の問題じゃないって? そいつは面白い。何が安全性の問題で何がそうじゃないか、誰かが調べる必要がありそうだ」

後方に下がった上、前述の指示が無線規制に違反するとしてドライブスルーペナルティを科され、なおもバトンは感心しない様子だった。

© Gasperotti/Sutton
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「で、何だったの? 何で準備できてなかったの?」

ピットレーンに入ったときに準備ができていなかったフォース・インディアに、その理由を尋ねたセルジオ・ペレス。このミスでポイントフィニッシュの可能性は潰えてしまった。

「OK、ルイス、リカルドがこの隊列の後ろにつきそうだ。どうしてもギャップを開かなければ」
「このタイヤでできる限りはやってるけど」
「了解。しかし、各マシンが固まってくるようならニコを先に入れるぞ・・・」

第2スティントでチームメイトのニコ・ロズベルグを抑えてトップに立つルイス・ハミルトンに、メルセデスは軽い警告を送る。結局、ハミルトンはチームの要求に答え、チームは悠々と1-2フィニッシュを決めた。

「フェルナンド、トラックリミットに対して最終警告が出た」
「2回目? それとも3回目?」
「3回目、最後の警告だ」

FIAが新たにハンガリーで定めたコースリミットのルールに抵触したフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、あと1回で自動的にドライブスルーペナルティを科されるとの知らせをチームから受けている。

「右に動いた後、僕が行こうとしているときに左に来て、こっちのフロントウイングを持ってきやがった!」

光るドライビングで後方からフィールドを駆け上がったキミ・ライコネン(フェラーリ)を足止めしたのが、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。5番手をかけた攻防の中で、2人は軽く接触してしまった。

「あいつが動くのをやめないなら、次はクラッシュだ」

フェラーリの無線でフェルスタッペンへの不満を述べ続けたライコネンは、F1のルール適用のあり方が"ジョーク"のようだと吐き捨てている。

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