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マクラーレン、歓喜と悲哀の週末

Me / AI / M.S.
2016年7月25日 « 「1-2に大満足」とメルセデス | 不満を残すも最後までバトルしたフェラーリ »
© Gasperotti/Sutton
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24日(日)、シーズン第11戦ハンガリーGP決勝に臨んだマクラーレンはフェルナンド・アロンソが7位入賞を遂げた一方、ジェンソン・バトンはリタイアを喫した。

バトンは序盤にトラブルに見舞われた際のチームとの無線通信がルールに抵触したとしてドライブスルーペナルティを科されている。ペナルティを消化してレースを続行したバトンだったが、終盤にチームの指示を受けてマシンをガレージに収めた。

フェルナンド・アロンソ

「今週末はずっと7位だったよ! 今日の午後に改善できなかったのは残念だけど、トップ集団以外では僕らがベストだったと思う。メルセデス、レッドブル、フェラーリは今のところ全員にとって手の届かないところにいる。彼らは別レベルなんだ。だから、僕らが戦うそれ以外のミニチャンピオンシップではすごくコンペティティブだったし、今日できる最大限の成果だったと感じている。ただ、そんなにアクションのあるレースではなかったね。僕らにとっては、ときどきちょっと退屈な午後だったし、いつものハンガロリンクのショーとは違って、たった1つのリタイアが残念なことにジェンソンだった。この週末の進み具合には満足しているし、この進展が続けられるといいな。こことシルバーストーンというまったく違うサーキットで多少なりともコンペティティブだったから、次のホッケンハイムでの週末を楽しみにしている」

ジェンソン・バトン

「僕にとっては良い午後じゃなかった。序盤はブレーキセンサーに問題があって、そのせいでペダルが落ちてしまったし、その感覚で走るのは決して良いものではない。本当にブレーキが効かなかったから、安全面がすごく心配だったよ。チームは同じことが起こらないようにするため、ステアリングホイールのスイッチを変更するように言ってくれた。それで問題が解決されたんだけど、無線でのやり取りにペナルティを科せられてしまった。だから僕に必要な情報をチームはくれるためにピットインしたよ。でも、実際にはもっと早くピットインするべきだっただろうね。そうは言っても、どうせ最後尾だったんだから、大した問題ではなかった。ドライバーたちはクルマのドライブを助けるための情報を与えられてはならないと、はっきり理解したよ。僕たちは自分自身で仕事をこなせるべきであり、実際にそのチャレンジは好きだ。だけど、安全面の問題に関しては、アクシデントを防ぐためにペナルティを科されるべきじゃないと思う。今日の僕たちのようにね。パワーユニットがとても複雑だから、ドライバーは一人ですべてを解決することはできない。このレベルのスポーツは他のいろいろな部分でとても優れているから、レギュレーションで決められるべきじゃない。これからは常識が優先されるべきだと思う。他にもメカニカルトラブルがあって、そのせいでレース中ずっとアンダーステアがひどかった。そして最後にはオイル漏れでリタイアしたんだ。回収可能かどうか分らないけど、そうであって欲しい。まだ調査中なんだ」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「ジェンソンは約束されたはずの週末を不運なオイル漏れで終えてしまい、無念だ。結果はレースで最も見たくない3文字、DNF(リタイア)だ。彼はこの週末ずっと良いドライビングをしていた――事実、昨日の予選で本人に非のないところで妥協を強いられていなければ、8番手よりもっと良いグリッドを得ていたかもしれない。だが、それがレースなのだろう。フェルナンドについては、間違っているかもしれないが、この3日間で彼が見せた安定感は記録を打ち立てたのではないだろうか。FP1:7番手、FP2:7番手、FP3:7番手、予選:7番手、レース:7位という結果だった。セブンスヘブン(至上の幸福)とまではいかないものの、堅実で勇気づけられるパフォーマンスであり、われわれの恒常的な進歩を示している。次なる目的地はドイツGPが行われるバーデン・ヴュルテンベルク。シーズン前半戦の最後のレースだ。ホッケンハイムのサーキットは今週末のハンガロリンクほどわれわれのマシンとパワーユニットのコンボに合わないかもしれない。だが、われわれは次もまたポイントを狙う。それだけは間違いない」

長谷川祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)

「中団グループをチームがリードするポジティブな週末でした。われわれは一貫して4番目に速いチームでしたし、フェルナンドは全セッションで"ベスト・オブ・ザ・レスト"の7番手でフィニッシュしています。これはわれわれのチームとしての進歩を再び示すものであり、シーズン後半に向けた自信につながります。一方で、ジェンソンはブレーキシステムのセンサーに起こった問題に阻まれ、レース序盤に後退してしまいました。最終的にはオイル漏れのため、マシンをリタイアさせるしかありませんでした。今のところパワーユニットに問題は見当たりませんが、引き続きチームが調査を続けます。今回もガレージの片方は喜び、もう一方は落胆するというほろ苦い週末でした」

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