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渋滞と黄旗に苦悩したマクラーレン勢

Me / Jim
2016年6月19日 « 1ストップ主流と見るも「予測不能」とヘンベリー | 予選ラップに満足するハリアント »
© Martin Williamson
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18日(土)、バクー市街地サーキットで実施されたシーズン第8戦ヨーロッパGP予選でマクラーレンはフェルナンド・アロンソが14番手、ジェンソン・バトンはQ1敗退を喫して19番手に終わった。

土曜フリー走行ではバトンが8番手、アロンソが11番手と中団以上に食い込むも、予選ではトラフィックが問題となり、両ドライバーとも思い通りにパフォーマンスを発揮できていない。

フェルナンド・アロンソ

「トリッキーな予選セッションだった。Q1はすごくイライラしたよ。インシデントや黄旗、トラフィックが多くてクリーンなラップを走るのが難しかった。タフだったよ。今日の僕らにはQ3に行けるペースが足りなかった。他のチームがエンジンのパワーを上げてきたというのもあるけど、自分たちのポテンシャルを生かし切れなかったのも事実だ。本当なら14番手よりは少しいいところに入れたと思う。僕のQ2最後のラップはターン3で15秒ほど黄旗が出ていたからDRSを開けられず、コンマ数秒をロスしてしまった。僕ら自身も改善点があると思う。トラフィックにはまったり、周囲のマシンとタイミングがずれていたりと不運もあった。14番手というのは決して良くないけど、あれだけ多くのインシデントがあり、たくさんの人がコースオフしていたんだから、明日はまだまだできることがたくさんあるはずだ。セーフティカーの出動やインシデントの発生があれば、すぐにポイント圏内に上がれるかもしれない。それが僕らの目標になる。どんなチャンスも待ち構え、集中してそれをつかむ準備をしておこう」

ジェンソン・バトン

「Q1ではターン15でロックアップしてしまった。予選前にブレーキを新しいものに変えたんだ。いつもしていることなんだけど、それがちょっと"極端"な感じでね。すごく残念だよ。今週末はずっと7番手か8番手だったのに――そこまでの速さがあるかどうかは分からないけど、少なくとも19番手ほど下じゃないのは確かなんだ。ここはトラフィックがあるから楽じゃないよ。僕はフラットスポットを作ってしまってから、ドーナツスピンで復帰したんだけど、タイヤにとっては良くなかった。本当ならピットに戻って、残りのQ1では新品セットのタイヤを使うべきだったんだろう。もう少しマージンがあると予想していたんだけど、そうじゃなかった。明日は少し楽しまないとね」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「明日、バクーで初めて行われるヨーロッパGPを前に、予選14番手と19番手の結果にひどくがっかりしている。今日の午後のセッションがどれだけ重要になるかは重々承知していたつもりだ。とりわけ、コースが最も慌ただしくなるQ1が重要だった。残念ながら、ジェンソンはクリアラップを取れずに苦労し、ターン15でロックアップしたほか、トラフィックにはまり、黄旗につかまり、さらに最後のフライングラップでは使い古したスーパーソフトタイヤのセットから最大の力を引き出せずに終わっている。フェルナンドはQ2に進んだものの、真の力を出しきったラップタイムを刻めず、セッション中はどこもかしこも黄旗の連続で、クリーンラップを走るのが難しかったのだ。幸い、明日のレースは予測不能かつエキサイティングになりそうだ。ここでは何が起きるかまったく分からない。今日は帰って傷を癒す。だが、信じてくれていい。われわれは明日、すべてのチャンスをものにできるよう必死にプッシュする。これで終わりではない」

長谷川祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)

「今日の予選セッションが難しくなるだろうことは予想していました。特にコースのロングストレートのペースが大きく影響するのです。全体的なパッケージは中団グループのマシンと戦うに十分な競争力があると思っていますが、ジェンソンもフェルナンドもトラフィックと黄旗に悩まされ、クリーンラップをまとめられずにQ3にたどり着けませんでした。今朝、行われたGP2のレース結果を見ると、このサーキットはコース上のインシデントが起きやすく、予測不能な結果をもたらしそうです。それを考えると、政略的にレースを戦っていけばまだポイント獲得のチャンスはあるはずなので、51周を通した戦略をチームと共に練っていきます」

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