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ダブル入賞を果たしたマクラーレン

Me / Jim
2016年5月2日 « フォース・インディア、本来の力を出し切れず | 減速したベッテルに対応しきれなかったとクビアト »
© Goria/Sutton
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1日(日)、シーズン第4戦ロシアGP決勝でマクラーレンのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンが6位と10位でダブル入賞を果たした。

14番グリッドからスタートしたアロンソはオープニングラップで大幅にポジションを上げて得点圏内に浮上。終始、中団にいたバトンは終盤にライバルをオーバーテイクして最後のポイントをもぎ取った。

フェルナンド・アロンソ

「オープニングラップのターン2と3はラッキーだった――あのアクシデントのおかげで僕らはただでポジションをゲインできたんだからね。去年の僕らは、いいスタートができてもそのポジションを守れなかった。でも、今年は違う――ちゃんとペースがある。6位フィニッシュで5番目に速いラップタイムを出せたということは、僕らのクルマがまだペースを稼いでいるということだ。実際、レース中のクルマの感触は良かったよ。もちろん、燃料をセーブしていた時もあったけど、僕は攻めていくことに決めたんだ――ちょっと自分の目を覚まそうと思ってね! ラップタイムにポテンシャルが表れている。ここからは常にポイントを取り続けなければいけない」

ジェンソン・バトン

「僕らのパッケージにぴったりとはいえないコースで2台ともポイントを取れるなんて、チーム全体にとって素晴らしいリザルトだ。集団がターン2に飛び込み、大混乱になっていたから、僕はバックオフしなければならなかった。スタートの問題は、ターン2にあったボラードだよ。ターン2と3ではみんなバトルをしているからね。あれは再考するべきだと思うな。僕はそこからすでに不利になってしまったけど、クルマのペースは良かった。その後はとにかくポジションを取り戻すだけ――それはすごく楽しかった。オーバーテイクが難しい場所だけど、何度か仕掛けて楽しめたよ。次のバルセロナのレースは僕らにとって難しいと思うけど、その次のモナコではまたポイント獲得を期待してもいいはずだ」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「ダブル入賞はチーム全体にとって最高の結果であり、シーズン開幕からわれわれが安定して進歩していることをしっかりと示している。フェルナンドは見事なレースを戦い、狡猾さ、攻撃性、チャンスをものにする力、そのすべてを思う存分に披露してくれた。彼のレースは14番手から8番手にジャンプアップしたスタート直後から確立され、それ以降はずっとトップ10内をキープし、序盤からさらに2つポジションを上げてチェッカーフラッグを受けている。6位は彼のがんばりにふさわしい最高の褒美だ。とはいえ、彼にとっては片目で燃料メーターを見ながら単独走行のレースとなった。4位でゴールしたバルテリ・ボッタスとのギャップを見ると、フェルナンドがどれほどコンサバに走っていたかが分かるだろう。終盤になって、わずかながら相当速いラップを刻み、自由に走っていた姿は全開の走行がもたらすポテンシャルを示している。フェルナンドのレースがスタートで決まっていたとしても、ジェンソンの方は最後の最後でようやくきた。オープニングラップの混乱でかなりの影響を受けてしまったものの、器用で肝の座った彼らしいパフォーマンスを発揮し、四つ巴のバトルを楽しんだ末に10位でフィニッシュしている。今回のレースは組織全体の相対的な努力のショーケース。マクラーレン・レーシングとHondaのみならず、進行中の開発において重要な役割を担っているオイルと潤滑油を供給するMobil 1も含めてだ。パートナーたちもしかり。彼らが寄せてくれている信頼が報われ始めている。つばめが1羽来たからといって夏になるわけではないが、それでも、われわれが角を曲がってシーズンが進むにつれてさらに進歩を遂げ始めると確信している」

長谷川祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)

「今日は2台揃ってポイントフィニッシュを果たせて本当にうれしいです。経験豊富な2人のドライバーだけあって、騒々しいスタートとオープニングラップの接触を回避する見事な動きを見せ、レースを通してポジションを争う走りを披露してくれました。ここでは長めのスティントの方が良いことは分かっていましたが、チームとドライバーが1ストップ戦略をやり遂げる素晴らしい仕事を果たしてくれたおかげで、今日の結果につながったのだと思っています。まだまだ先が長いことは分かっているものの、中団グループの中で戦える本来のポテンシャルをようやく示すことができてホッとしています」

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