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Honda、「サイズゼロ」のコンセプトは捨てず

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© Sutton Images
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マクラーレン・ホンダは来年もパワーユニットに対する"サイズ・ゼロ"のアプローチを継続するという。

HondaのF1復帰1年目は、信頼性のトラブルやライバルとの大きなパフォーマンスギャップに悩まされた1年だった。パワーユニットをデザインする段階で、彼らはマシンのリアを限りなく小型化することを目指してアグレッシブなアプローチを取り、タイトなパッケージングを選んだ。そのデザイン――特にターボとMGU-H――がチームに問題をもたらしてしまった。それでも、Hondaは"サイズゼロ"こそが未来の勝利につながると確信しており、その哲学を維持しながら問題を修正することは可能だと明言する。

「サイズゼロ・パッケージの哲学とコンセプトをキープして、来年はより洗練されたサイズゼロにして改善を目指します」と株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者の新井康久氏は『F1i.com』に述べた。「とても大変ですよ。なにせほとんどゼロなんですから! ですが、非常に特殊でアグレッシブなデザインを使っているのですから、それはキープすべきです」

「もっと改善は必要ですが、この1年を通して私はエンジン、シャシーとエアロの両サイドで大きな改善を感じました。すべてのレースで多くのパーツを試し、大量のデータを得ています。来年はもっといいパッケージにしたいですね」

"サイズゼロ"の哲学は変えないものの、Hondaはそうして見いだした問題と戦うために、エンジンのレイアウトを変更すると新井氏は述べた。

「シーズン半ばの8月に、われわれは自分たちのウイークポイントをより明確に知ることができました。パッケージの弱点がMGU-HとERSのディプロイメントにあることは分かっていたものの、原因を特定するのは大変だったんです。しかし、幸いにも8月にすべてがクリアになり、状況の修正に取りかかることができるようになりました」

「非常に大きな衝撃でしたよ。その発見によって、レースやテストでディプロイメントを実際に使うためには、もっとエネルギーが必要だと分かったのですから。しかし、一方で、シーズン中にターボとMGU-Hを変えることはレイアウトに関わるため、できなかった。すべてを変えることは非常に難しいのです。分かっていたのに、変えられなかった。それは悔しかったですね」

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