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鈴鹿のチャレンジを覚悟するマクラーレン

Jim
2015年9月23日 « コース侵入の英男性が起訴 | 最終戦まで開発継続を誓うフォース・インディア »
© Sutton Images
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フェルナンド・アロンソはマクラーレンのエンジンパートナーであるHondaのホームレースを前に、鈴鹿で競争力を発揮するのは「難しい」と述べた。

マクラーレンとHondaの再タッグが組まれた今年、チームは開幕から苦戦を強いられ、後半戦のフライアウェイ戦が始まったシンガポールでも状況は好転せず、アロンソとジェンソン・バトンはいずれもギアボックストラブルでリタイアを喫している。わずか17ポイントしか手に入れられないまま日本に上陸したマクラーレンの苦境が鈴鹿サーキットでも続くと予想するアロンソは次のようにコメントした。

「シンガポールは終わったことだけど、鈴鹿ももちろんチャレンジングだ。僕らのマシンはバランスが良いし、ドライブする感触も良いんだけど、あれだけ平均スピードが高いコースだとライバルたちを打ち負かすのは難しいだろう。鈴鹿にはサムライ精神を持って挑むよ。そしていつも通りあきらめるつもりはない」

「鈴鹿に行くことはとても期待しているんだ。本当にタフなサーキットだし、ドライバーにとっては腕試しになる。かなり狭くてバンピーなところが多いから、当然すべてのコーナーにしっかりと対応しなきゃいけない。セットアップの点ではシンガポールとほとんど真逆の特性を持つ。だから、今度の週末はまったく異なるチャレンジになるだろう」

「ジェンソンと同じく、僕も日本にはかなり強い親近感を抱いているんだ。日本が大好きだし、文化にはいつも魅了される。レースをするのも好きだし、鈴鹿でも富士でも勝ったことがあるから、僕にとってはたくさんの良い思い出がある場所だ。ファンは最高だし、サーキットは間違いなく伝説のステータスがふさわしいほどに素晴らしい。カレンダーの中で一番エキサイティングなコースのひとつだよ」

また、鈴鹿で何かしらの発表を控えていることを示唆しているバトンは「僕の妻は日本人のハーフで、たくさんの時間を日本で過ごしてきたから、日本は僕にとって第二の故郷みたいな感じ。美しい国だよ。人もとても暖かくて熱狂的だから、気に入らないはずがないよね」と語り、こう続けた。

「カレンダーの中で鈴鹿が僕のお気に入りのコースなのは間違いない。S字、デグナー、スプーン、130Rのスリルはすごい。あんなコーナーの組み合わせは他のF1にはないし、ドライバーにとってはとてつもなくチャレンジングだ」

「今でも2011年に鈴鹿で優勝した時がベストレースのひとつだと思っている。狭くツイスティでテクニカルなサーキットはうまくまとめるのが本当に難しいから、僕が最も誇りに思っている勝利のひとつなんだ」

「鈴鹿はHondaにとってもホームグランプリだから、チーム全体にとって重要な週末になる。このコースは超高速でトップスピードが大事だから簡単なレースとはいかないだろうけど、ファンのために全身全霊を尽くすよ」

チーム代表のエリック・ブーリエは鈴鹿でのレースがチャレンジングになると語った両ドライバーの見解に賛同し、ポジティブな結果を残すチャンスを得たければ信頼性の作業を行う必要があると主張。

「何よりもまず、失望のシンガポールを終えて、次の週末に自分たちが戦うチャンスを得たいのであれば、信頼性に焦点を当てなければならない。一年の中で最も低速なコースのひとつであるマリーナ・ベイから、最速コースのひとつである鈴鹿に行くのだから、準備がカギを握っている」

「マクラーレン・ホンダの全員が改善しているペースを発揮するために懸命に取り組み続けており、ファンやパートナー、ゲストのために素晴らしいショーを披露できるよう願っている」

一方で、HondaのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久氏は「母国に帰り、ファンの皆さんの前でレースができることは本当に素晴らしい気持ちです。ファンは本当に情熱的で、F1やHondaに対する忠誠がすさまじいと思います。そのため、マクラーレン・ホンダとして、われわれはベストを尽くさなければなりません」と意気込みつつも、現実的になる必要があると強調した。

「とはいえ、鈴鹿は悪名高くも、すべてのマシンとドライバーにとってテクニカルで難しいサーキットです。今週末のレースが大きなチャレンジになることは覚悟しなければなりません。願わくは良いレースをしようと、エンジニアたちは自分たちのタスクに向けて準備をスタートさせています」

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