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F1を"デンジャラス"にしようという概念にはジェンソン・バトンも賛成だという。

このところ、ニキ・ラウダやキミ・ライコネンがF1に視聴者を呼び戻すために必要なものとして、その言葉を使っている。

「僕自身は"デンジャラス"という言葉は使いたくない」とV10、V8、そしてパワーユニット時代を経験している最ベテランのバトンはフランス誌『Auto Hebdo(オート・エブド)』に述べた。

「その言葉は適切だと思わないけど、彼らの言いたいことは分かる」

「たとえば、安全じゃないコースを望んでいる人なんて誰もいないよ。でも、クルマのドライブをもっと難しくする必要があるし、コーナーでもっと速くしたい」とバトンは付け加えた。

最近のF1に対する多くの批判はもっともなものだと35歳のドライバーは述べた。

「F1の視聴者は他のどんなスポーツよりも多い」と彼は言う。「だから、常に批判はあるものだ」

「でも、だからといって、改善できないわけじゃない。少なくとも実際の参加者がハッピーだと感じられれば、ファンも満足してくれると思う。今はそうじゃない」とバトンは主張した。

その助けになればと、ドライバーたちは最近グローバルなファン調査を実施しており、194カ国、20万人を超えるファンがそれに答えた。

彼らはタイヤ戦争や給油の復活を支持したが、この提案はチームによって一蹴されてしまっている。

「カメラの前ではファンの望みが大事だとチーム代表たちは言うけど、僕に言わせれば、それはシェフが客に食べたいを聞いておきながら、結局自分の好きな料理を作るようなものだよ」と元F1ドライバーのデビッド・クルサードは述べた。

「一番人気のドライバーがキミ・ライコネンだという事実から、何が分かる?」と彼はドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』に問いかけた。

「人々は個性が見たいってことだ。とがった連中が見たいのさ。彼らが見たいのは、勝利、敗北、故障、エラー、アクシデントや論争なんだ。完成されたものは退屈だ」とクルサードは述べた。

GPDAの調査でライコネンに続いて人気だったのは、バトンとフェルナンド・アロンソだった。

ジャック・ビルヌーブは次のようにコメントした。「これはつまり、一番経験を持った3人ってことだよ」

「ドライバーの低年齢化は支持されていないってことだ」と1997年のチャンピオンは述べた。「チームがそれを理解しないのは驚きだよ」

「自分たちでマーケットリサーチをしたことがないのかな?」

一方で、ドライバーがこのような調査を行わなければならないことはF1にとって心配な兆候だとデイモン・ヒルは言う。

「ローリングストーンズが調査を行ったなんて話を聞いたことがあるかい? せめて、スポーツは自分たちのすべきことを理解していると思いたいよ」と1996年のチャンピオンは語った。

「人気で力を得ようとすれば、円を描いて回り続けるだけだ」とヒルは警告した。

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