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アロンソの心境に懸念はないとブーリエ

M.S.
2015年6月8日 « 問題の85%がPUだとレッドブル | Hondaに助力を申し出るマクラーレン »
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マクラーレンレーシングディレクターのエリック・ブーリエはフェルナンド・アロンソが無線でフラストレーションを爆発させたのはごく当たり前のことだと語る一方、だからといってアロンソがマクラーレン・ホンダに対する忍耐を失い始めたサインだとは考えていないという。

カナダGPでアロンソは初めてマクラーレンに対する不満の傾向をあらわにし、過度の燃料セーブは自身を"アマチュア"のように見せると訴えていた。F1における無線メッセージはレースの最中に発せられるものであり、ドライバーの全体的な雰囲気に誤った印象を落とすことがしばしばある。ブーリエはアロンソがレース中に不満をぶちまけたことに問題はないと述べた。

これがアロンソの忍耐が擦りきれているというサインだったのかと問われたブーリエはこう応じた。

「そうは思わない。レース後の彼を見たが、彼はOKだった。彼に対して公正に言えば、気持ちは理解できる。彼はレースを望んでいるが、タイヤがあり、そして燃料がある。かなりの燃料をセーブしておかなければならない。そこからはまた別の領域で、セーブすればそれだけ、バッテリーのチャージ量が減る。そうなるとバッテリーの充電に問題が生じ、タイヤがクールダウンしてしまう・・・。大混乱だ。彼はとにかくフラストレーションを抱えていた」

現在のグリッドにいる中で最も完成されたドライバーの一人に上げられるアロンソだが、しばしば共に働くのが難しいドライバーだとの評価もある。そして、それは最初にマクラーレンに所属し、とげとげしい状況に終わった2007年からアロンソをついてまわっている。ブーリエは今年そういった事態が起こる懸念を抱いておらず、アロンソはマクラーレンの現状について正しい展望を持っていると確信している。

「来年もこういった状況ならば、もちろん彼は不機嫌になるだろう。だだ、私はそうなるとは思っていない。彼を定期的に見て、チームや今いる場所に満足していることが見て取れるはずだ。彼は勝利を望み、レースをして戦いたがっている。いずれにせよ、われわれには同じ課題がある。彼はいつか、今年は来年への準備の年のように考えていると話したことがある。少なくとも、彼はフラストレーションを抱えるような位置に自身を追い込んではいない」

では、アロンソのラジオメッセージはHondaに向けられたものなのか。ブーリエは「なぜそれを私に聞く? 彼に聞けばいい! だが、それはかなりありそうだ」と答えた。

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