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アロンソのクラッシュは「通常」の状況とマネジャー

M.S.
2015年2月23日 « 強風の影響を受けたサインツ | デ・ラ・ロサにメルセデス入りのうわさ »
テスト最終日に発生したクラッシュ © Getty Images
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バルセロナテスト最終日に起きたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)のクラッシュの原因について、うわさが飛び交っている。現在のところ、マクラーレンは"通常の"クラッシュだとしか表明していない。

マクラーレンを率いるエリック・ブーリエは「一部のメディアがインシデントの重大さを誇張しようとしたのは避けようもないことだが、テスト中に起こる普通のアクシデントだった」と話している。

しかしながら、F1界はアロンソのクラッシュを"普通"のものだとは考えていない。

手始めとして、クラッシュでMP4-30は"特にひどい"ダメージを負わなかったとブーリエが認めているにもかかわらず、マクラーレンがバルセロナテスト最終日のコース上に再び姿を現すことはなかった。

また、ドイツの記者であるラルフ・バッハは自身のブログ『f1-insider.com』にて「彼(アロンソ)の頭部がクラッシュ前からサイドに傾いていたとあるフォトグラファーが話しているのはなぜだろう? そして、マクラーレン・ホンダが堅く口を閉ざしているわけは?」と疑問を示している。

アロンソがクラッシュした当時、後方を走行していたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、低速で進んでいたマクラーレンが突如ウオールの方に逸れたのは"奇妙"であり、「アクシデントみたいには見えなかった」とドイツのレポーターらに述べた。

「彼はその後、僕から見えなくなるまで何度かウオールにぶつかっていた」とベッテルは続けている。

ドイツのメジャー紙『Bild(ビルド)』も「アロンソはバッテリーからくる毒性のある臭気で意識を失ったのだろうか? それとも、電気ショック? アロンソのチームが沈黙しており、テストを即座にストップしたことがさらに不可解だ」と首を傾げている。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は「カメラマンたちはアロンソが意図的にウオールの方へステアリングを切ったかに見えたと報告している」と伝える。

推測に首を振るブーリエと同様、アロンソのマネジャーであるルイス・ガルシア・アバドはめまいがクラッシュを起こした可能性を否定した。

アバドはスペインの報道陣に対し「非常に風が強く、それが彼をウオールの方へ押しやった」と説明。

最初は軽んじられたこの説明だが、トロ・ロッソのルーキーであるカルロス・サインツも22日(日)にクラッシュし、「すごく強くて安定しない」風をその原因に上げている。

アバドはフロントウイングかサスペンションのトラブルを疑う見方について、「ウオールとの接触で他のすべてが起こった」と否定し、次のように続けた。

「すべては通常のF1の状況で起こった。いずれにせよ、今はこの件を話すタイミングではない。入院している人物がいるのだ。われわれはこの件について彼(アロンソ)と話していないが、すべては通常のマシンで起こったと知っている」

さらに「(サッカーの)マドリード対エルチェの結果についても話していないね」とジョークをはさんだアバドは、ベッテルのコメントに触れて「ミスター・ベッテルは何であれ自分の話したいことを話すことができる。それは問題ない」としている。

一方、アバドはアロンソの容体について「彼は病院で24時間から48時間の間、経過を観察される予定だ」と明かし、次回のバルセロナテストや開幕戦の参加については「彼は問題ない。これから何らかの問題が起きるとは考えていない」と主張した。

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