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アロンソのフェラーリ離脱は必然とトゥルーリ

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2015年1月9日 « F1チームは才能よりお金を偏重 | バーチャルセーフティカー規則をFIAが発表 »
ルノー時代、非常に親しかったアロンソとトゥルーリ © Sutton Images
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フェルナンド・アロンソがフェラーリからマクラーレンに移籍したことがすぐに実を結ぶことはないだろうと彼の元チームメイトが述べた。

10年以上前にルノーでアロンソのチームメイトを務めたヤルノ・トゥルーリは一方で、フェラーリとの5年間のパートナーシップが解消されたのは必然だったと考えている。

「フェラーリとの5年の婚姻期間で、フェルナンドが期待したワールドタイトルというリザルトが得られなかったのだから、終わりが訪れたのは当然のことだよ」と40歳のイタリア人ドライバーは述べた。

「それは双方にとってだ。フェルナンドもフェラーリも、レースに勝ち、タイトルを取ることを願っている」とトゥルーリは述べた。

モナコウイナーでもある彼は、次のフォーミュラEのレースが開催されるブエノスアイレスでスペインの『EFE通信』のインタビューに応じている。

「自然な関係解消だった」と彼は再度アロンソとフェラーリの決裂に言及した。

「今、フェルナンドはマクラーレンの人間になったけど、残念ながらそれはアロンソにとってフェラーリ以上にいい選択肢には見えない。現状では、メルセデス以外はどこでも同じだよ」

「選択肢はすごく少ない。だって、F1のクオリティーは急激なパフォーマンスの低下に傷つけられてしまっているからね。予算が非常に高くて、経済状況の影響もあるから、エンジンやマシンを開発できるチームはほんの少数に限られている」

「だから、残された選択肢はすごく少ない。それが今のフェルナンドの状況だ」

「難しい状況だよ」とトゥルーリは説明した。「それに、受け入れるのも苦しいだろう。だって彼は勝利のために戦いたいんだから。でもおそらく、今年のマクラーレンでのシーズンもタフなものになると思う」

「僕は決してそうなることを望んでいるわけじゃない。でも、見通しはあまり良くない」

マクラーレンの新ワークスエンジンサプライヤーであるHondaが、話題となっている開発の"凍結緩和"から締め出されている政治的状況も問題だとトゥルーリは認めた。

「当面は」と彼は述べた。「フェルナンドにとって明るい要素なのは、報酬がいいということじゃないかな。でも、技術的にマクラーレンがトップの2、3チームに対抗できるとは思えない」

それでも、フェラーリを去ることにした決断をアロンソがあまり後悔しないだろうという点は、彼にとってポジティブだとトゥルーリは述べた。

「彼ら(フェラーリ)は厳しい時間を過ごしてきた」と彼は言う。「人を入れ替え、間違った判断もした。ルール変化をうまく利用できず、技術的に後れを取った。それと――最近まで――政治的にもね」

「今は少なくともエンジンの凍結緩和を勝ち取って政治的に成功した。でも、大きな問題は彼らが技術面を一変させなければならないことだ」

「それは1日ではできない。1年でも難しいだろう――長時間がかかる」

このことからトゥルーリは、2015年もメルセデスの支配が続くと予想する。

「彼らは巨大なアドバンテージを持っている」と彼は述べた。「そして、周りはまだ追い付けないと思う。昨年の彼ら(メルセデス)はまだ袖の下に何かを隠していたからね」

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