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マクラーレン、アブダビでホンダエンジンのテストか

M.S.
2014年11月9日 « 代表の会合は実りなきまま解散 | ロズベルグ、欲しいのは"もう一つ"のトロフィー »

おそらくフェラーリドライバーとしての最後から2戦目になると見られているブラジルGPにて、フェルナンド・アロンソはこれまで以上にチーム離脱の兆候を示している。

予選中にはアロンソが無線で声高くチームに向かって不平をこぼす一場面があった。

「アイアイアイ! なんだってバッテリー不足で予選をスタートしているんだ? どうやったらこんなことが起こる? ねえ?」

後になってアロンソは、似たような無線のやりとりが何度も交わされながらも、これまでは放送されなかっただけであり、今回のことは"大きな問題ではない"とレポーターに話した。

一方で、ついにマクラーレンが2015年にアロンソを迎えるための契約交渉がうまく進んでいる模様であることを明らかにしている。アロンソ本人までも、フェラーリ離脱の見込みを認めた。

「最終的な僕の決断を見てみよう。もし(フェラーリに)いるのなら、僕は過去5年にしたように、これからもベストを尽くしていく。でも、フェリペは去年に同じ気持を抱いていて、今はポールポジション争いにからんでいるんだ」

アロンソが言うのは去年までフェラーリで組んでいたフェリペ・マッサのこと。ウィリアムズに移籍したマッサは、母国ブラジルで強力なメルセデス勢に続く予選3番手につけた。

マクラーレンを率いるエリック・ブーリエは、アロンソのマクラーレン・ホンダ入りの決断に差し迫った期限を設けたとのうわさを否定している。

「この件についてドイツのジャーナリストが報じているが、私が言ったのは、アブダビ前にドライバーラインアップを決めたい、ということだ」とブーリエはスペイン『Marca(マルカ)』紙に説明した。

少なくとも、ブーリエは話し合いが進行中であることを隠していない。

「フェルナンドはベストドライバーの一人。ハミルトン(メルセデス)やベッテル(レッドブル)と並び、彼は言ってみればドライバーの"重要リスト"に含まれている。われわれはこの3人全員と話をした。ベッテルはすでにフェラーリにいるため、私はフェルナンドかルイスの獲得を希望している」

2007年にけんか別れのような形で別々の道を選んだアロンソとマクラーレンだが、そのようなことは二度と起こらないというのがブーリエの意見だ。

「大きな違いは、ロン(デニス)が違う役職にいることだ。彼はマクラーレン・グループに集中しており、F1チームの日々の業務にはかかわっていない」

興味深いことに、ブーリエはスペインのスポンサーがアロンソと共にウォーキングにくる可能性をほのめかしている。

スペイン企業である『Santander(サンタンデール)』や『Movistar(モビスター)』について聞かれたブーリエは笑いながらこう答えた。

「サンタンデール、"Madrilena(マドリレーナ:スペインの保険会社)"・・・真剣な交渉はない。しかし、彼らが来たいというなら歓迎だね!」

12日(水)にアロンソが2007年以来はじめて、ウォーキングを訪れるとうわさされている。また、今月後半にはHonda製V6エンジンの最初の咆哮が響くかもしれない。マクラーレンは暫定マシンにHondaのエンジンを載せるべく、懸命な作業を進めてきた。

それが、アブダビGP後のテストという形で実るかもしれない。

「ロジスティックス上の理由で、11月15日(土)か16日(日)までに決めればいい。しかし、われわれはテストしてシステムをモニターする準備を整えつつあり、アブダビになる可能性がある」

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