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チームら、マクラーレンのウイングに関するFIAの決定承認

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2010年3月12日 « 「全員の中のベストになりたい」とヒュルケンベルグ | 「悪夢のようだった」とカンポス »
この1週間、かなりの関心を集めたマクラーレンのリアウイング © Sutton Images
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議論を呼んだマクラーレンのリアウイングがFIAによって合法と判断されたことで、ライバルチームから正式な抗議はなさそうだ。

"合法ということらしいから、われわれも自分たちのバージョンを作るまでだ"とレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は述べた。「エンジニアというのは創造的な人々だ。彼らとはまた違う、われわれ独自のやり方を見つけ出してくれるだろう」とホーナーは言う。

そもそも、このウイング問題は彼がパドック内で"ちょっとした騒ぎ"になっていると言い出したことから、FIAが調査に乗り出した。代表としてチャーリー・ホワイティングが先週、マクラーレンの本部を訪ねてチェックする予定だったが、ブラジルからのフライトが遅れたために調査は開幕戦まで延期されていた。

今のところ明らかになっている情報によると、マクラーレンのシステムはモノコックの左上部にエアインレットが設けられており、ドライバーがひざで操作することによって開閉されるという。ドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』は、FIA関係者がシステムを"シンプルだが、素晴らしいトリック"と称するコメントを伝えている。

だが、ドライバーが操作するコックピットのインレットからリアウイングにつながるシステムを、直接コピーすることは難しそうだ。それには2つの理由がある。

第1に、2010年のモノコックはホモロゲートされており、大きな変更が難しい。また、マクラーレンの巧妙なソリューション自体を、ライバルチームたちはまだ完全に理解していないと考えられている。

「私の理解によれば、抗議されるような素地はない」とマクラーレンチーム代表、マーティン・ウィットマーシュは語る。「皆がわれわれのマシンに搭載されているシステムの性質を理解しているとは思えない。そのため、もしも抗議されたとしても、それは間違った仮説によるものである可能性がある。見ものだね」

F1チームによる連盟、FOTAの会長でもあるウィットマーシュは、ライバルチームたちが"ドライバーのクーリング"を口実に、モノコック左側面のインレットをコピーするかもしれないと、うれしそうに指摘した。

彼は、アイデアを思いついたエンジニアの名前を、いずれ明らかにするつもりだという。「F1で秘密は長持ちしない。そのうちに、誰の手柄なのか明らかにするよ」

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