ルイス・ラジア  ブラジル

driver portrait
プロフィール
© Sutton Images

F1を目指す新世代のブラジル人ドライバーの一人として、ルイス・ラジアはたった2年で南アメリカF3選手権からF1テストドライバーへとステップアップしている。2013年にはその能力と財政的な後ろ盾をもってマルシャの空席をつかみとったものの、シーズンが始まる前の段階で資金面の支援体制が崩れ、一度はつかんだかに見えたレースシートはラジアの手をすり抜けていった。

2005年にシングルシーターのキャリアを開始させたラジアは南アメリカF3選手権への参戦2年目にして16戦中7勝を挙げてタイトルを獲得。同じ年にF3000マスターズからエストリルで開催された4ラウンドに挑み、勝利を飾った。ヨーロッパでフルシーズンを戦うことにした2007年は3位にランクインしたF3000ユーロシリーズと並行してワールド・シリーズbyルノーでも戦っている。

2008年には引き続きF3000ユーロシリーズを戦い、同年冬にGP2アジアシリーズに参戦した。同シリーズの最終戦バーレーンで優勝し、F1のサポートレースとしてヨーロッパを舞台に行われるGP2の本シリーズへ。ベストリザルトはモンツァのスプリントレースで決めた1回の優勝で、シーズン全体を19位で終えた。

2009年12月にリチャード・ブランソン卿が所有するヴァージン・レーシング のテストドライバーになったラジアだが、レギュレーションの制限から走行機会は非常に限られてしまう。2010年はGP2の両シリーズに参加し、翌シーズンにはチーム・ケータハム・エアアジアに移籍。また、これを機にチーム・ロータスのテストドライバーに指名された。中国GPとブラジルGPのフリー走行に登場したことで注目度はいくらか高まったものの、2012年も引き続きGP2に残留。ダビデ・バルセッキに次ぐランキング2位に入ったラジアはフォース・インディアとトロ・ロッソの若手ドライバーテストにも参加している。

2013年シーズン開幕前の初回テストが行われたヘレスでマルシャドライバーとして発表されたラジアだったが、資金上の問題が生じた結果、プレシーズンに2日間ドライブしただけでレースシートを喪失。バルセロナでの最終テスト中にジュール・ビアンキがラジアに代わってマルシャに加入することが明らかになった。

【長所と短所】
2012年にGP2でアーデンに加わってからは真のポテンシャルを見せ、4勝を記録してバルセッキに次ぐ2位でシーズンを締めくくった。しかし、このジュニアカテゴリーで4年を過ごすもポールポジションは1度のみで、予選ペースに疑問の余地が残る。

【キャリア最高の瞬間】
2012年にGP2で2位に入った後、マルシャのF1シートを手にしたこと。

【キャリア最低の瞬間】
GP2のデビューシーズンにおいて、7レースの間に6回のアクシデントにかかわったこと。

【注目のコメント】
ヴァージンでテストドライブの機会を得た際に「すごくワクワクしている。新しいチームの一部になれるのは夢だ」

【トリビア】
ラジアには"チーム・ルイス・ラジア"という『Facebook(フェイスブック)』上のファンサイトがあり、F1やGP2のレースの表彰台予想が的中したメンバーにラジアから賞が与えられている。このグループには1,000人を越えるメンバーが参加している。

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