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小チームは餓死寸前とグロック

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2013年1月30日 « ドイツGP開催をあきらめないニュルブルクリンク | フェラーリ、今季マシンをF138と命名 »
マルシャは数年前に持ち上がったバジェットキャップ構想に振り回されてしまったとグロックは言う © Sutton Images
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今のF1の財政モデルは小規模チームを"餓死させている"とマルシャから放出されたティモ・グロックが述べている。

2013年、30歳のグロックはF1を離れてドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)に転向せざるを得なくなった。マルシャが彼の代わりにペイドライバーを必要としたからだ。

「僕は身をもって知ったよ」とグロック。「小さなチームが最下位を脱出するのがいかに難しいかをね」

「トップチームはバーニー・エクレストンから多くのお金を得ている。そしてそれは小さなチームを飢えさせているんだ」

「予算を充実させるためのパートナー探しはますます難しくなっている」とグロックは『Speed Week(スピード・ウイーク)』に考えを述べた。

確かに、小規模チームには財源を確保するためにますます"ペイドライバー"に依存する傾向が見られる。その結果――グロック同様に――ケータハムのヘイキ・コバライネンが次なる犠牲者となりそうだ。

「いつの時代もペイドライバーはいた」とグロックも認めた。「彼らに才能がないとは言わないよ」

「パストール・マルドナドやセルジオ・ペレスは、バックに有利なパートナーを持ちながら、速く走れることを証明した。完全に合法的でもあるしね」

「でも、僕はF1がどんどんこの方向性に発達してしまっていることが残念でならない」

グロックによると、マルシャは特に数年前の政治的駆け引きに振り回されてしまったという。前FIA会長のマックス・モズレーがバジェットキャップ構想を打ち上げ、小規模チームの関心を引きつけた時のことだ。

「マシンをCFDだけで設計するというアプローチは、バジェットキャップが導入されていればうまくいくはずだった」とグロックは言う。「でもそうはならなかった」

「そのため僕らは早くからCFDだけではダメだと気付いていた。風洞も必要だってね。でもマクラーレンとのコラボレーションはもう、その頃には遅すぎたんだ」

「僕らは昨年、前進できるところを示し、(1周につき)1.5秒以上速くなった。でも大きな前進を遂げるためには倍の予算が必要だ」

『Der Spiegel(デア・シュピーゲル)』は先週、マルシャはグロックに2013年の報酬を支払ってようやく彼のコックピットを空けることができたと報じた。

これについて彼は述べた。「へえ、彼らはずいぶん詳しいんだね。僕以上に詳しいんじゃない。契約上のことはあまり話せないんだ。それは僕とマルシャだけの問題だから」

BMWとの3年契約にサインしたと伝えられている彼に、F1の章はこれで終わったのかと尋ねると、「少し待とうよ」とグロックは主張した。

「今の僕はこの先のことだけに集中している。この数年で何が起こるかは様子を見るしかない」

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