Manor Marussia

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FIAは"善意の意思表示"として、今はなきマノー・レーシングが2017年シーズンに向けて支払ったエントリー料を返金した。

マノーは昨年11月、次のシーズンもグリッドにマシンを並べようと50万ユーロ(約)を支払っていたが、結局、チームは開幕直前に解散し、参戦は果たせていない。2016年シーズンの最後から2戦目にあたるブラジルGPでザウバーに順位を上回れてしまったマノーは参戦継続に必須だった報奨金を確保できなかった。

正式に管理プロセスの手続きが進められていたにもかかわらず、冬季テストが始まっても参戦に向けた希望は持ち続けられていたが、最終的にはオーナーのスティーブン・フィッツパトリックがエントリーを取り下げている。結果、チームの資産は風洞モデルの2017年型マシンを含めてさまざまなものがオークションに出されることになった。

21日(火)、FIAはマノーがいまだに抱えている未払いの負債を債権者に支払えるよう助けすることを目的に、すでに支払われていた参戦料を返却したと明かしている。

FIAは声明の中で「マノー・グループ傘下でチームの運営を担っていたジャスト・レーシング・サービス・リミテッドは今年1月に破産申請しており、同月下旬には取引を停止している。そのため、当該チームは2017年チャンピオンシップに参加しなかった」と説明し、こう続けた。

「したがって、FIAは未払い債務の支払いを手助けするため、善意の意思表示としてマノー・グループ内の実態ある管理部門に対し、参戦手続きの一部として必要となる管理費を差し引いたエントリー料を返金することに決めた」

後に、チームに携わっていた上級幹部はマノーの参戦が実現していれば2017年レギュレーション下において「実力ではかなわない相手と争えた」はずだと主張し、また、メルセデスとの長期エンジン供給契約を確保していたとも明かした。

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