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スティーブンス、「タイムロスを最大限に抑えるのが重要」

M.S.
2015年8月5日 « ハース、アメリカの関心向上を期待 | ミシュランのプランに得るものはないとホーナー »
© Sutton Images
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マノー・マルシャのドライバーとしてデビューした今季のレースがすべて終わったとき、自分にできる限りをやり尽くしたと思えることがウィル・スティーブンスの目標だという。

シルバーストーンでマシンに施されたアップグレードによって、ドライバーとして"ハードにプッシュする"ための自信が増したと語ったスティーブンスは、F1公式サイトとのインタビューにてチームの進展を振り返っている。

「シルバーストーンは長いストレートがある高速サーキットで、他のマシンに比べて僕らには合っていないと思われていたはず。でも、実際はこれまでで一番近づいていた。だから、アップグレードが機能していることがよく分かる」

グリッド後方が定位置のマノー・マルシャだが、スティーブンスによれば青旗を受け続けるチームならではの難しさがあるという。

「それは僕らのレースにとって本当に重要な側面。できる限りタイムロスを抑えるってことがね。マシンが過ぎてゆくたびに、本来以上のタイムが失われていく。レースディスタンスだと20回から25回の青旗を受けるかもしれないけれど、それは20秒から25秒ロスするってこと。つまり、できるだけタイムの損失を少なくするためには、いつ、そしてどうやって前に行かせるかがすごく大切なんだ」

6月に開催された第7戦カナダGPでは50周目にスティーブンスがロータスのロマン・グロージャンによって周回遅れにされる際にフロントウイングをひっかけられるというインシデントが起こったが、グロージャンはスティーブンスに対して「状況判断を誤ったことを受け入れ、謝罪した」とのこと。最終的に同レースでグロージャンは10位で1ポイントを手にし、スティーブンスは17位で完走している。

ライバルたちに比べてパワーの劣るマシンを駆るドライバーたちにとって、自分の力を示すために最大の指標となるのがチームメイトだ。スティーブンスとそのチームメイトのロベルト・メルヒが初めて出会ったのは10年ほど前のことだという。

「僕はもう何年もロベルトを知っている。僕が初めてヨーロッパのカートレースを戦ったときに彼が競争相手で、あれは10年か11年前のこと。その後、彼は僕とは異なるキャリアをたどってフォーミュラ3やDTMに参戦し、僕はワールド・シリーズ(byルノー)を戦った。彼はいいヤツだよ。コンペティティブで速い。今のところ僕が勝つことのできる唯一の相手がチームメイトで、常にバトルしている」

「"何ポイントか獲得したいな"なんて言えるような状況じゃないから、今のところ僕らにとって目標を設定するのは難しい。ただそれぞれのレースを戦わなきゃいけないだけ。もちろんすべてのセッションや全レースでチームメイトの前にいたいさ。自分にF1をやれるだけの構えがあるって証明するためには、本当にそれしかできないんだ。全体の目標という点では、一年の最後に振り返って、自分にできる最大限を達成したって言えるようにすること。そして、常に相棒の前にいられるようにすることもね」

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