Manor Marussia

/ News

  • マルシャ

ビアンキに最高の敬意を表したマルシャ

Jim
2014年10月11日 « ダメージ制限に切り替えるリカルド | ビアンキの事故を受けて規制の変更を示唆するFIA »
© Sutton Images
拡大

マルシャのCEOを務めるグレーム・ロードンは10日(金)、ロシアGPに1台だけを参加させることは負傷した所属ドライバーのジュール・ビアンキに敬意を表する上で適切な判断だと考えていると明かした。

先週末の日本GPで他車の撤去作業を行っていた回収車にぶつかり、頭部に重傷を負ったビアンキは今も三重県立総合医療センターに入院しており、重篤ながら安定した容体だと報告されている。

ソチでマルシャマシンを駆るのはマックス・チルトンだけだが、隣のガレージにはビアンキのマシンも用意された。

「(ビアンキのことを)嫌いと言う人は一人も知らない」と語るロードンは「誰かがああいう事故に遭うことを望む者はいないだろうが、ジュールは確かに友人が多く、本当にたくさんの人々が胸をえぐられるような思いに直面している。これから先のわれわれの優先事項がジュールと彼の家族であることは明らかだ。非常に大変な時期なので最大限のサポートを提供していきたい」とコメント。

また、ロードンは今回の決断が、今年のモンテカルロで2ポイントを獲得し、ザウバーとケータハムの両チームを上回るコンストラクターズ選手権9位に大きく貢献したビアンキに対するふさわしい賛辞だと思うとも述べている。

「われわれが何よりも望んでいたのはジュールとジュールの家族の役に立ち、支えとなるような何かをすることだ。それが私たちの一番の目的だった。ただ、今、われわれはFIA世界選手権で9位につけており、これはチームにとってとても重要なポジションであると共に、このポジションにつけたのはジュールのおかげであることが大きい。彼はレーシングドライバーだ。きっと彼ならわれわれにベストを尽くしてほしいと望むだろう」

「したがって、ここに来ることを正当な行為だと考え、イベントに参加することも正しいと思った。しかし、ジュールに対する支援の印として、また彼のご両親や家族の気持ちを尊重し、2台目の出走を取りやめた。もう一台も完全に出走の準備は整っている。そこにマシンがある。いつでもいける。ガレージにある。マシンにはジュールのレースナンバー(カーナンバー)が記載されている」

「それがわれわれにできる何かだと思った。チームの皆にとっても良いことだと。彼らもジュールへのサポートを表したがっている。だから私はわれわれがやったこと、その理由につて皆さんの理解が得られるものと願っている。そして、願わくは、たとえそれが小さな違いであったとしても、きっとしかるべきタイミングで違いをもたらしてくれることだろう。われわれは自分たちが正しい決断をしたかどうかを確認するため、多くの人々から意見を求めた」

© ESPN Sports Media Ltd.