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マルシャ、資金と引き換えにグロック放出

Jim
2013年2月9日 « ハミルトンの力を称賛するブラウン | 化粧パネル撤退はないだろうとホーナー »
マルシャを離れ、DTM転向を決断したグロック © BMW
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マルシャとティモ・グロックが袂を分かったのは資金が必要だったからだ。そう明かしたのはパット・シモンズ。シモンズはかつてルノーに在籍し、"クラッシュゲート騒動"により一時F1への出入りを禁じられていたものの、現在はマルシャの2013年型マシンMR02の責任者に就いている。

あまり多くのスポンサーを持たないマルシャは土壇場でグロックを放出し、新シーズンはマックス・チルトンとルイス・ラジアのコンビで挑むことを発表。

シモンズが『Auto Motor Und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』に「レッドブルにとって100万という額は大した影響がない。われわれは違う」と語るように、マルシャは大口のスポンサーを持ち込むドライバーが必要だったため、ペイドライバーではなく報酬を受け取るドライバーだったグロックを手放したことを公然と認めている。

新たにBMWと契約し、ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)への転向を決めたグロックに言及するシモンズは「ティモには頭がさがる。彼はわれわれの状況を理解し、もし自分が離脱することで100の仕事を助けられるのであれば別のドライバーに席を譲ると申し出てくれた」とも話した。

それでも、グロックが離脱せざるを得なかったことが悔しいと言うシモンズは「彼は素晴らしいドライバーだ。彼の経験とフィードバックでマシン開発をかなり助けてくれた」と述べ、こう続けている。

「しかも彼はコンディションが変わっても見事だった。(2012年は)ドライ路面で(シャルル)ピックより0.3秒から0.5秒速かったからね。それに、ブラジルでの最終戦のように異なるコンディションでは1秒から0.5秒ほど速かったのだ」

また、過去の所属ドライバーであるヘイキ・コバライネンのF1残留を手助けしようとしたもののかなわなかったと明かしたマクラーレン代表のマーティン・ウィットマーシュは現在の"ペイドライバー"の状況を「残念だ」と嘆き、オランダの『Formule1(フォーミュラ1)』誌に「余裕のあるドライバーにとってはエキサイティングだろうが、個人的には、ここはモータースポーツの最高峰なのだぞ、と思う。生き残りが難しいチームが複数いるのは確かだ」とコメントした。

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