マレーシアGP

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  • マレーシアGP - 金曜フリー走行1回目

ロズベルグが他陣営に1秒以上のリードをつけて最速

Jim
2016年9月30日
© Rubio/Sutton
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前戦が行われたナイトレースの舞台シンガポールのお隣、マレーシアに乗り込んだF1サーカスは30日(金)、2016年FIA F1世界選手権16戦マレーシアGP金曜フリー走行1回目のセッションに臨み、メルセデスのニコ・ロズベルグがトップタイムを記録した。

今季、各グランプリに3種類のドライタイヤを持ち込んでいるピレリはセパン・インターナショナル・サーキットにソフト、ミディアム、ハードのコンパウンドを用意。各チームはグランプリ週末を通してドライバー1人に支給される13セットのうち、10セットを自由に選択できるシステムが採用されている。

太陽がさんさんと光を照らした初回セッションは気温29度、路面温度38度、湿度73%のドライコンディションでスタート。ピットレーン出口の信号が青に変わると、ハースF1のエステバン・グティエレスを先頭に、ザウバーのフェリペ・ナッサーやルノーのジョリオン・パーマーがインストレーションラップに向かった。5分ほどでメルセデスのルイス・ハミルトンを除く21台がシステムチェックを完了。

しかしながら、ルノーのケビン・マグヌッセンが2周を走ってピットに戻ったところ、エアボックス付近から燃料が漏れ出し、一瞬大きな炎が上がったのを見てチームはすぐさまマグヌッセンに脱出を指示した。前にいた2人のクルーの手を借りながら慌ててコックピットを離脱したマグヌッセンにケガはなかったが、無人となったマシンからは引き続き燃料が漏れ続け、しばらくは消火剤をかける作業が行われた。ピットレーンを防ぐ格好でマシンが停車していたため、レースコントロールは赤旗を掲示してセッションを中断している。

10分ほどで燃料漏れが解消され、マグヌッセンのマシンは黄色のカラーリングが分からぬほど真っ白になった状態でガレージに収められた。ピットレーンの清掃も必要だったため、さらにセッション中断が続き、再びマシンがコースに入ったのは赤旗が振られてからおよそ16分後だ。

再びのピットレーンオープンと同時に、まだ一度もコースに出ていなかったハミルトンを含め、数台が動き出す。メルセデスやフェラーリはソフトタイヤのプログラムに取り組み、レッドブルはダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤを履いて周回を重ねている。各車ともすぐにプログラムに着手し、最初のタイム計測ではロズベルグが1分35秒793の最速タイムをマークした。ハミルトンが0.005秒差の自己ベストを刻んで2番手に並び、フェラーリ勢が後に続く格好だ。

今年はカレンダーの後半戦に組まれたこともあり、サーキットを改修してF1サーカスを迎え入れたセパン・インターナショナル・サーキットでは路面の再舗装や排水口ならびにランオフエリアが改善され、合計9つのコーナーが改修されている。最終コーナーのターン15のヘアピンが最も大きく変化しており、レーシングラインを変えるべくインサイドが1メートル持ち上げられた。

こうした改修の成果もあって、最初のフリー走行から好タイムが相次ぐ。ロズベルグはその後、さらにタイムを縮めてハミルトンに約0.5秒、3番手以下には1秒以上のリードを築いている。

セッション半ばを過ぎると、ロングランやマシン開発作業に取り組む陣営が増えたが、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがソフトタイヤでクイックラップを走り、トップ5に名を連ねた。

結局、大きなタイム更新はなく、1分35秒227を刻んだロズベルグがトップでセッションを締めくくり、ハミルトンが2番手、フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルが3番手と4番手に並び、アロンソが5番手タイムを残している。

もう一台のマクラーレンを駆るジェンソン・バトンは10番手だった。

マレーシアGP金曜フリー走行2回目は日本時間15時からスタートする予定だ。

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