マレーシアGP

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  • ESPNF1コラムニスト、リウッツィがつづる

コックピットからの景色 - マレーシアGP

Vitantonio Liuzzi / Jim and M.S.
2010年4月9日
レースに備えるリウッツィ © Sutton Images
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ESPNF1のコラムニストとして、ビタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア)が2010年シーズン第3戦マレーシアGPを振り返ってくれました。ESPNF1独占です!

【ビタントニオ・リウッツィ 2010年4月6日】

レースをリタイアするっていうのはいつだってガッカリするものだけど、マレーシアGPの週末からはたくさんのポジティブなことを得られた。僕たちはQ3進出という目標を達成し、いいレースペースも発揮できたと思うから、スロットルに電子系のトラブルが発生してリタイアしてしまったのは本当に運が悪かっただけ。

もしすべてが予定通りにいっていれば、6位に入ったチームメイトのエイドリアン・スーティルのすぐ後ろでフィニッシュできたはずなんだ。ルイス・ハミルトン(マクラーレン)と接戦で本当にいいレースを戦えていたはずだけど、最後までいかれなくて残念。リタイアする前はウィリアムズのニコ・ヒュルケンベルグと争っていて、彼の後ろでちょっとタイムをロスしたけど、追い抜けると確信していた。リアタイヤの摩耗をコントロールしようとしていたから、戦略を台なしにしないようにとちょっと抑えてもいたんだ。予定していたピットストップが近かったから、彼がコース上で苦戦している間にフレッシュタイヤで速く走るつもりでいたのに、不幸にもそうできなかった。

今年は攻めながらタイヤをコントロールしてバランスを見いだすのがとても重要。オーストラリアから調整可能なフロントウイングを投入していて、それがかなり助けになっている。リアタイヤはかなりデグラデーションがひどいけど、調整できるフロントフラップでマシンバランスを変えることでそれを緩和することができるんだ。それに、プッシュしようとしているときは強力なフロントエンドが必要だから、コックピットからフロントのダウンフォースを強化できるのはかなり大きなボーナス。

ドライバー自身がやれることが多くなるのはいいことで、だからこそ僕たちはマクラーレンのようなFダクトシステムに取り組み始めた。多くの時間をかける価値があるはずだし、ほぼすべての他のチームも同じことをやっているのは確実だから、後れを取りたくもないしね。すごいアイデアだし、本当に革新だけど、きちんとやるのは難しいから、それをいつマシンに実装できるかは分からない。この先の数レースできっちり見ていくつもりだ。

次のグランプリに向けて開発パーツの投入を願うリウッツィ © Sutton Images
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スペインまでにやらなくちゃいけなくなったことのひとつに、ウイングミラーの配置換えがある。僕たちのマシンのようにサイドポッドにつけるんじゃなく、コックピットに配置するようFIAが言っている。空力面についていくらか調査したけど、ドライバーのそばに(ミラーを)移動させても深刻な問題はないようだった。でも、他のチームでは影響を受けるところがあるはずだ。昔は、外側に設置することで大きな利益を得たマシンがあったわけだから。でも、言ったように、僕らには自信があるし、次の上海でのレースまでに変更することだった可能なくらいだ。

今年の予選ではトラフィックがさらに問題になっているから、結果としていい決定だったと思う。振動がすごいから、ミラーがこれまでみたいに外側にあるとものがはっきり見えにくくて、後ろにいるマシンを見るのは時にとても難しくなる。コックピットの近くにもってくることでバイブレーションを減らすことができるわけで、24台のF1マシンが一度に走るような状況ではいいことだ。バーレーンとオーストラリアでは僕の予選はトラフィックにつかまって台なしになってしまったから、問題に悩まされる側の心情はよく分かる。

チームメイトのエイドリアン(スーティル)にあの2回の予選で負けてしまった主たる理由だから、僕にとっては残念だったよ。だけど、予選で彼より下になることはそれほど心配することでもないんだ。だってグランプリのすべてのセッションを通して僕たちのラップタイムを見てもらえれば、僕たちはかなり接戦しているのが分かるからね。僕はただ運がなかっただけ。マレーシアでウエットだったQ3はそのトリッキーなコンディションでミスを犯してしまったからちょっと難しかった。あるコーナーの出口でフロントホイールをロックしてしまい、それでベストタイムを更新するチャンスを逃してしまったんだ。だから、3回ともエイドリアンに予選では負けているけど、僕は心配していない。僕は基本的に予選に強いし、過去も今もそれに問題を抱えたことはないからね。

それから、僕やエイドリアンにもしものことがあった場合にポール・ディ・レスタがレースに出られる準備を整えるため、グランプリの金曜日には彼がチームと働くようになっている。レースをしていなくてマシンで過ごす時間を十分得るのがいかに難しいか、僕は昨年経験したから、僕はいいことだと思っているし、僕たちのボスと一緒に決めたことだ。僕にとってもエイドリアンにとってもコックピットでの時間を失っても何ら問題ない。金曜日の最初のセッションは路面がかなりグリーンだから、速いラップを走るというよりコースに順応する作業にあたることが基本だしね。

今はヨーロッパに戻っている。次の中国GPに向けて今週はシミュレーターで作業をするんだ。上海に向かうまで、今週末にはバンコクに行ってトレーニングをする予定。フォース・インディアは中国できっと良いレースができるはずだよ。でも、今はもしかするとちょっとルノーの後ろになってしまうかもしれない。彼らはオーストラリアとマレーシアで大幅な開発パーツを持ち込んだからね。完ぺきな週末を過ごせれば彼らにかなり近づけると思うし、僕たちの目標は今でもチャンピオンシップで彼らを打ち負かすこと。かなりキツイ目標になるだろうけど、後方にアドバンテージをつけるためにも、マシンにいくつかアップデートを投入するために必死にがんばっている。

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