
ロータスのロマン・グロージャンは残り17周でリタイアしなければヨーロッパGPで勝利できたはずだと考えている。
オルタネータのトラブルでスローダウンの末にマシンを止めた際、グロージャンは勝者となったフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)に次ぐ2番手を走っていた。グロージャンにとって信頼性の問題でリタイアを喫するのは今季初めてで、レースが終わるまでにアロンソを捉えてパスすることはできたと感じているという。
「僕らはフェラーリより0.6秒速いって分かっていた。タイヤのデグラデーションはたいてい僕らのマシンの方がいいから、少し待って彼が苦しみ出したときに捉えられたはず。そのプランが進んでいたし、今日はラ・マルセイエーズ(フランス国歌)を聞くことも可能だったと思う」
この週末から前向きに捉えられる点がいくつかあると語ったグロージャンは、すぐに自分の番が来ると確信している。
「オルタネータの問題があったから、それを調べなきゃ。そのときまでレースはほぼパーフェクトだった。いいスタートを切って、いい戦略があり、必要なときにプッシュしてパフォーマンスも良かった。最初の勝利まであと指2本というところだったけど、今日は僕の日じゃなかったようだ。でも、この先そうなるようにトライする。僕らは強いパフォーマンスを見せられていると思うし、それは僕らが改善していこうとする中でいいことだね」
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