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ドイツのリタイアをいまだ引きずるヒュルケンベルグ

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2019年8月2日 « フェルスタッペンが同僚になるなら歓迎とハミルトン | スペインGPは来季も開催へ »
© Jan Woitas/picture alliance via Getty Images
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先週末のドイツGPで有望なポジションを走りながらもリタイアしてしまったことについて、ニコ・ヒュルケンベルグは今も苦い感情を捨てられないという。

コンディションの変化で近年の記憶に残る荒れた展開となったレースで、ヒュルケンベルグはその大部分でトップ5を走っていた。彼が更新中の不名誉な記録――表彰台のない最多レース出走――をついに終わらせる時が来たかと思ったのだが、64周レースの40周目に最終コーナーで無念のコースオフを喫してしまった。

「立ち直るにはもう少し時間がかかりそう」とその失望についてヒュルケンベルグは述べた。「今週末はクルマに乗ってしまえば、終わったことだと頭を切り替えなきゃならないけど、ホッケンハイムの痛みの深さは半端ないと言わざるを得ない」

「40周の間は乗りに乗っていたのに。あの時点まではアメージングなレースをしていたと思うし、チームとしても正しい判断、戦略、タイヤ選択等等等と最高の仕事をした。おかげであのポジションにいたんだ。すごくいいところで、そう、僕らにとっては珍しかった。それなのに、あんなことに」

「すっごく落ち込んでいる。ミスとさえ言えないよ。ターン16でクルマのリアエンドを失い、修正しなきゃならなくて、ちょっとコースを外れてしまった。ああいうコンディションだと、どうしたって起きてしまうことなんだ」

不名誉な記録が続いていることについて尋ねると、彼は述べた。「正直、それには影響されていない。別に落ち込まないし、僕には何の影響もないよ」

さらに彼は付け加えた。「僕は迷信深くない。そういうのは全然信じない方だと思っている。運てやつを自分で運を作り出すんだとしたら、あまり向いてないみたいだけどね」

彼のいら立ちはキャリアに関することだけではない。コースの同じ箇所でコントロールを失ったのはヒュルケンベルグだけではなかった。フェラーリのシャルル・ルクレールはコーナー際のターマックを批判し、ワイドになった途端に自分はただの乗客になってしまったと訴えている。

ヒュルケンベルグも同意見だと言い、今週末のハンガリーGPを前にすぐに機会を見つけてFIAレースディレクターのマイケル・マシに提言したという。

「コンディションはすごく難しく、チャレンジングで、みんなクルマを失っていた。僕はコースを外れるのに間違ったコーナーを選んでしまった。あそこのランオフエリアは普通のターマックじゃなかった気がする。何だったのかは分からない。ペンキみたいだった。アクアプレーシングを起こしてグリップは皆無だった。そこに一度でもホイールを落としてしまったら、もうコントロール不能」

「特に僕は真っすぐに入ったから、与えられた1秒間にできることを全て試したけど、入ってしまったら基本的にゲームオーバーだった。ちょっと割に合わないよ。ミスと言えるか分からないほどのものに、あんなに大きな代償を払わなきゃならないなんて。あまりにも不釣り合いだ。すごくいいリザルトだったかもしれないレースを奪われた気分だよ」

「僕はコースリミットを支持するし、それを軽視するなら代価を払うべきだと思う。でも今回のケースでは、そこはランオフエリアで、どういうものか知らないけど、変わったペイントがされていた。他のサーキットではどこにも使われていないものだ」

「ターマックがあんなにスリッピーだなんて僕は知らなかった。あの時初めて入ったんだ。最初で最後だったけどね!」

5度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンを含め、他のドライバーたちも同様のミスをしていたと指摘したが、ヒュルケンベルグは首を振った。「そんなの慰めにもならない。何の補足にもならないよ」

「それで痛みが和らぐわけじゃない。とにかくあのコーナーのランオフエリアはおかしかったってだけさ。でも残念ながら他の仲間たちは、シャルルを除き――彼はスリックだったからそこは違う――みんな違う形でのコースオフだったんだ」

「もっと大きなミスでもリカバーのチャンスがあったのかもしれない。でも僕の場合は、コースオフの仕方やアングルが悪くてリカバーのチャンスが全くなかった。それはすごく腹が立つし、すごい苦痛だ。僕にはもうどうしようもなかったけど、あそこだけノーマルスタンダードに沿っていなかったんだ。それに、ある意味安全性にも関係している。クルマをコントロールできない状態っていうのは安全じゃない。ルイスはもう少しでシャルルのマシンにぶつかりそうになっていたじゃないか・・・感心できないね」

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