Lotus F1

/ News

  • ダニエル・リカルド

カナダのリザルトは移籍批判への答えだとリカルド

Me
2019年6月21日 « 父とル・マンに出てみたいとフェルスタッペン | ベッテルのペナルティに対するパドックの反応 »
© Mark Thompson/Getty Images
拡大

最近のルノーF1チームでのパフォーマンスに活力を得ているいうダニエル・リカルド。それはチーム内の雰囲気にも反映されているという。

リカルドは2014年にF1初勝利を飾ったカナダで予選4番手、6位フィニッシュを飾り、今シーズンベストの週末を見せた。

中でもレースで目を引いたのは、メルセデスドライバーのバルテリ・ボッタスとの手に汗握るバトルだった。リカルドはハードな守りで数周にわたって自分より速いシルバーのマシンを抑え込み、ボッタスも後にハードだがフェアなレースだったと認めている。

今シーズン、リカルドがレッドブルからルノーに移籍したことについてはさまざまな報道がなされており、そのことがバトルへの姿勢に影響したと彼は認めている。

ボッタスとの決闘には自身の移籍を非難する人々への声明のような意味合いもあったのではないかと聞かれ、リカルドは述べた。「うん、それ以上のものがあったと思う」

「あの時僕は4番手を走っていて、それを守るためにできる限りの抵抗がしたかったんだだ。自分が不利なのは分かっていた。ただ簡単に行かせるわけにはいかないって思って。その方がタイヤや最終的なレースのことを思えば良かったのかもしれないけど・・・」

「僕は"やってやろうじゃない"って気分だったんだ。あのバトルでは明らかに自分が負け犬なのは分かっていた。彼の方がフレッシュなタイヤで、速いクルマに乗っているんだから。それでも――自分を試してみようと思った。できるだけ長く彼を抑えてみようってね。それは僕にとってもちょっとした個人的チャレンジだったんだ。みんな僕らがレースで速いクルマの後ろに落ちると思っているんだろうから、もし僕がここでチームにもう一度ワクワクできるような何かを与えられるんなら、やらない手はないじゃない? って思ったんだ」

「数周やってみて、自分の中の闘争心が強まるのを感じた。ここまで3、4周できたんだから、あと40周くらいいけるんじゃないかって思ったよ! 今年のレースで勝っているクルマを相手に戦えたのは良かった。同時にここが僕の居場所だってことを強調する意味もあったし、チームにはクルマがこの位置で走れるんだってことを示したかったんだ」

「あの数周の間、バイザーの裏には確かにアグレッションがあったよ。ハッピーなアグレッションだ」

リカルドはシーズンのキーポイントでルノーにタイムリーなブーストを与えられたのならいいと考えている。

「間違いなく重要なことだったと思う。ゆっくりと感じられてはいたんだ。続けてQ3に出られるようになっていたしね。ゆっくりと重荷を下ろしてきていたと思う」

「あのおかげで2つのいいことがあった。みんなの気持ちをちょっと軽くしたのはもちろんだ。それと同時にいい意味で火がついたとも感じている。チームは久しぶりにビッグリザルトの喜びを感じることができた。特に予選はあとちょっとで(トップ3の)インタビューを受けるところだったんだ!」

「そういう予感がするだけでもいいことだと思う。コンペティターとしての僕は明らかにそれを望んでいるし、その気持ちは常にある。エンジニア、メカニック、みんなの中にそれが見えた。とにかく盛り上がっていたよ。素晴らしかった」

リカルドはルノーが信頼性トラブルに苦しみ、最初の5戦で入賞が2回に終わった最初の2カ月の間、パニックに陥ることはなかったという。

「僕はずっとリラックスしていたよ。自分の中にまだ力が残っているって分かっていたから。ある意味、自分自身に集中し続けて、いつか自分のスピードが見せられると信じていたのかも。チームについても、時間がたてば自然と成長するとどこかで分かっていたんだ」

「ここ数戦は確かに開花したよね。今はすごくいい感じだ。僕も慣れてきたけど、クルマが良くなっているんだ。ダイナミック全体がトランフォームしている。そうして毎週末トップ5に入れるようになること、それが次のステップだ。僕らは最初のステップを進んだ。7レースでそれができたのは少なくとも悪くはないはずだ」

© ESPN Sports Media Ltd.