Lotus F1

/ News

  • ダニエル・リカルド

リカルドに次戦3グリッド降格処分

Jim
2019年4月29日 « 入賞にあと一歩届かなかったアルボン | ミスを謝罪するリカルド »
© Peter J Fox/Getty Images
拡大

アゼルバイジャンGPでトロ・ロッソのダニール・クビアトとの接触を引き起こしたとして、ルノーのダニエル・リカルドに次戦での3グリッド降格処分が科せられた。

レース終盤、リカルドが元チームメイトでもあるクビアトをオーバーテイクしようと仕掛けたところ、ターン3手前で判断を誤り、コーナーを曲がりきれずに直進してしまった。アウト側にいたクビアトも巻き込まれるようにしてコースをわずかに外れ、リカルドが逃げ込んだエスケープゾーンの出入り口付近で一時停止。

両者ともコースに戻ろうとする中、リバースギアに入れたリカルドのルノーマシンがクビアトのマシンに突進してしまい、トロ・ロッソマシンはフロアを損傷、リカルドもマシンにダメージを受けた。いったんはコースに復帰したものの、2台ともほどなくしてマシンをガレージに入れ、リタイアを喫している。国際映像ではクルーの手でガレージに入る間、リカルドが頭を抱えている姿が映し出された。

リカルドにしてみれば似つかわしくないほど落ち着きのない結果だが、リカルド本人は動くのが早すぎたことを認め、二度と同じミスは犯さないと誓っている。

クビアトに謝罪した直後、リカルドは「起きたことについては全然よく思っていない。何が起きたのかは分かっているけど、あの時はとても調子が良く思えたんだ。ペースをつかみ始めていたし、ダニールとのギャップを縮めていたから、行くしかないと思った」とコメント。

「ターン3は常にタイトになるけど、最初はいけると思ったから突っ込んでいったんだ。でも、そうしたらロックし始めてコーナーをミスってしまったから、エスケープロードに入ってすぐの時は緊急を要していてちょっとパニックにもなっていたんだ。ダメージを最小限にして、できるだけロスタイムを少なくしようとしていた」

「だから、リバースに入れてバックし始めたんだけど、正直、彼がどこにいたのかは分かっていなかった。慌てたことで確認しなかったんだと思う。自分が直進してしまった時に、彼がカットバックしてコースにとどまっていると思ったんだけど、自分が犯したミスを最小限にしようとするあまり、さらなるミスを生んでしまった。僕のひどいミスだ。チームにも申し訳なさすぎるし、ダニー(クビアト)には当然いいことじゃない。ただ、チームにはそれ以上に申し訳なく思っている。ペースはポジティブだったけど、こんな風に終わりたかったわけじゃない」

インシデントを審議したスチュワードはリカルドが接触を引き起こしたと判断。2週間後に控える次戦スペインGPでの3グリッド降格ペナルティに加えて、スーパーライセンスに付与される2点のペナルティポイントも科せられている。ペナルティポイントは12カ月有効で、合計12点になった時点で自動的に1レースの出走停止処分となる。リカルドは12カ月の履歴がなく、バクーで与えられた2点のみだ。

一方、リタイアを余儀なくされたクビアトはレース後、「自分のせいじゃないのにリタイアしなくちゃいけないのはつまらないよ。これもレースだけどね。ダニエルのことは気にしていない。彼は自分のミスを認めているし、次に進むだけさ。もちろん、ポイントを取れるかもしれないと思っていたからあの瞬間はがっかりしたけど、不可抗力だしね」と話した。

© ESPN Sports Media Ltd.