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レース前のイベントで疲れ果てたリカルド

Jim
2019年3月19日 « ホワイティングの死にショックを受けるエクレストン | 開幕戦では3チームに罰金 »
© Chris Putnam / Barcroft Media via Getty Images
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ルノーのダニエル・リカルドはオーストラリアGP前に催されたプロモーションイベントで多くの人々を喜ばせようとするあまり、レースの準備に影響をきたしたとしてその行動を悔いていると明かした。

メルボルンでルノーとの初戦に挑んだリカルドは予選を新たなチームメイトとなったニコ・ヒュルケンベルグに次ぐ12番手で終えたが、17日(日)に迎えたレースは事実上、スタートからわずか100mでご破算となった。シグナルが消灯し、前後のマシンとポジションを争うように駆け出したリカルドは、セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)をオーバーテイクしようとしてコース脇の芝生にはみ出し、盛り土に乗り上げてしまったことでフロントウイングを失った。順位を大きく落としてピットにたどり着き、なんとかレースを続けるも最終的にはリタイヤを余儀なくされている。

稼働量はレッドブルで過ごしていた2018年シーズンのレース前と似たようなものだったと明かしながらも、決勝レースまで目いっぱいのスケジュールが組まれていたという。同じオーストラリア出身のリック・ケリーと共に日産スーパーカーをドライブするなど、ルノーのプロモーション活動に忙しかったほか、地元メディアや国内メディア、メルボルン市役所でのF1ランチパーティーを含むスポンサーのイベントなども組まれ、常に多忙を極めていたとのことだ。

リカルドは来年のレースに向けたアプローチを考え直すと語っている。

「とにかく疲れ切った。今週はいろんな人を喜ばせようとして、自分のことはまったく構わなかった。来年は変えようと思う」

「きつかった。1週間ずっと・・・今週はタフな1週間だ。ずっと上り坂を上ってきた感じ。十分やったと思うことは決してないけど、十分以上のことをやっている気がする。批判はしたくない。でも、間違いなく・・・どうかな、いろんな理由でフラットな気分だ」

リカルドのアルバート・パークにおける運は決して良くない。2014年には予選でフロントローを確保し、表彰台にも上っているが、レッドブルマシンの燃料流量に違反が見つかり、後に結果を剥奪されている。以降、表彰台に戻ったことはなく、2016年と2018年の4位が最高だ。つまり、メルボルンはF1レースを主催し始めて以来、一度も地元ドライバーが正式に表彰台を達成したことがない。

リカルドは当然ながら、グリッドの上位で争えることを期待してルノーに移籍したわけではない。これまでも繰り返し、ルノーのチャンピオンシップの頂点に返り咲くための長期的なプランに共感したのだと強調している。

リカルドはルノーが期待した通りのパフォーマンスを発揮したかと問われたチーム代表のシリル・アビテブールは、新たに加入したドライバーが即時に結果を残すことはチームとして期待していないと主張した。

「正直に言おう。共に挑んだ週末を終えたばかりでそんなことは言えない。集合的なパフォーマンスだった」

「フリー走行では彼自身もマシンも非常に素晴らしく強力なパフォーマンスを発揮していたが、フリー走行は気にすることではない。もっとうまくやらなければ。常に言っている通り、経験を積んでいる」

「ドライバーを変更した場合、前進を感じる前に少なからず後退する。まさに、われわれが今取り組んでいるところだ」

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