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ルノー、今年の開発は「アグレッシブ過ぎた」

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2017年12月7日 « ラスト2戦の不調を説明するハミルトン | HondaがF1新体制を発表、田辺豊治氏がテクニカルディレクターに »
© Rubio/Sutton
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今シーズンは一連のパフォーマンスアップグレードを強行実施してしまったことをルノーが認め、2018年は他の何よりもパワーユニットの信頼性を優先すると述べた。

レッドブルのマシン後部に搭載されているルノーは2017年の20戦で3勝を挙げたが、フランスメーカーはライバルのフェラーリやメルセデスと比べてシーズンを通してパワーでは劣っていた。終盤に差し掛かるとエンジンの信頼性トラブルが多発するようになり、カスタマーたちの間でリタイアやグリッドペナルティが相次いだ。

来年はレッドブルとワークスのルノー・スポールF1チームに加えてマクラーレンもヴィリー・シャティヨン製のエンジンユーザーになるため、パフォーマンスへのプレッシャーはさらに増すことになるが、マネジングディレクターのシリル・アビテブールは2017年から多くのことを学んだと自信をのぞかせる。

「何よりも信頼性を重視することになる。今シーズンを見て、走る前に歩けるようにならなければいけないことがよく分かった」とアビテブールは述べた。「多くの場面でわれわれはあまりに急激にパフォーマンスと追加パワーをエンジンにもたらそうとして、アグレッシブ過ぎたのだと思う。イエローのマシン(ルノーのワークスチーム)を含め、全カスタマーの期待に応えようとするあまりにそうなってしまった」

「一歩一歩進むことが必要だ。最初は信頼性を確保し、それから冬のテストの間にできる限りマイルを積み重ねる――それはどんなシャシーメーカーにとっても重要なことだと思う。レッドブルに関して述べるなら、彼らが哲学を変えてマシンの開発を計画していることは知っている。だが、エンジンに信頼性がなければそれも無益になってしまう」

「そのため、まずはそれを確保しなければならない。そして、それを確保することができれば、続けてエンジンに投入するための技術的なブリックを持っているという大きな安心感と自信はあるし、それによって進歩を遂げてメルセデスに追い付くことができるはずだ」

レッドブルの望みは来年のチャンピオンシップに挑戦できるよりコンペティティブなエンジンであり、冬の間にHondaからルノーに切り替えるマクラーレンも同様に高い向上心を持っている。1年かけてワークス・チームを再編、再構築してきたアビテブールは自分たちが来年はマクラーレンと肩を並べられると確信しており、上位争いも不可能ではないと強気だ。

「こうしたマシンを相手に戦ってきたのだから、彼らは素晴らしいマシンを持っていると思う。ならば、来年もまたマクラーレンが素晴らしいシャシーを作らないと考える理由は見当たらないよ。きっと強いパッケージになるだろうし、われわれもマクラーレンと戦えることを願い、そうなると信じている。興味深いショーを提供できるはずだ」

「それが上位争いの渦中になるかどうかは冬の間の努力次第だが、見て面白いF1にはなるはずだよ」

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