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ルノー、地道な見直しで問題の解決に自信

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2017年7月2日 « ウィリアムズF1チームのドキュメンタリー映画が夏に公開 | F1復帰のチャンスを熱望するクビサ »
© Sutton Images
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最近のレースでワークスとカスタマーチームに多発している問題は重大なものではないとルノーが一蹴し、オーストリアで投入する最新スペックのパワーユニットで信頼性トラブルの解決を目指していると述べた。

アゼルバイジャンGPではルノーパワーがシーズン初優勝を飾ったが、レース展開はメルセデスとフェラーリがそろってトラブルやインシデントに巻き込まれる予想外のものだった。その上、6台いるルノー勢のうち3台が信頼性の問題でリタイアしており、マックス・フェルスタッペンのレッドブルには2戦続けてES(バッテリー)のトラブルが発生、ワークスルノーのジョリオン・パーマーはICE(内燃機関)のミスファイアでレースを終えた。

それでもバクーではポジティブな成果もあった。ハードウエアのアップグレードはされていないが、新しいエンジンモードによって1周あたり推定0.2秒のパフォーマンスアップが確認できた。週末全体としてはポジティブだったとルノーは捉えており、オーストリアでは新コンポーネントによって信頼性の問題も解消できると自信を見せる。

「パフォーマンスに関して、われわれは非常にパワーセンシティブなサーキットでまた一歩前進したことを証明できた」とエンジン担当テクニカルディレクターのレミ・タフィンは述べた。「これは新しいコンポーネントによるものではなく、パワーと改善を求めて細部に注目し、パッケージの全エレメントを最適化したわれわれの継続的な探求によってできたことだ」

「ニコ(ヒュルケンベルグ)は壁に接触するまでトップ5を争っていた。それも、途方もなく長いストレートを持ち、馬力を食うこのサーキットでだ。また、レースウイナーに声援を送ることができたのも良かった」

「それと同時に、コース上で信頼性トラブルが起きていたことも事実だ。すぐに対処できたとはいえ、こうしたことがわれわれの明らかな進歩を妨げるようなことがあってはいけない。マシンがコースに出る前にトラブルの兆候をキャッチするより良い手順を適用し、このエリアに関しては特に力を入れて取り組んでいる」

「カスタマーチームについては、トラブルが同時発生するのを見た。ESの問題は対処が済んでおり、新しいESはその心配がない別の仕様となっている。ICEについても、最新仕様はこれまでの問題を修正したものだ。オーストリアでは最新バージョンのコンポーネントを使うので、これまで起きた問題が再発することはないはずだ」

さらにタフィンはオーストリアでもいくらかのパフォーマンス向上が見られると期待している。

「次もまたかなりパワーセンシティブなコースで、パフォーマンスの予想値についてはバクーと並ぶレベルだろう。バクーでのパワー改善を強化し、それ以上のものを引き出したい。完全に新しいアップグレードといった大計画はなく、全体パッケージの継続的な改善をしていくだけだ」

「コースが高地にあるため、必要なインダクションを得るためにターボの回転が速くなる。その点ついてはモニターしていく。トラブルフリーの週末を過ごせれば、ポイントはおのずとやってくるだろう」

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