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ルノーは撤退寸前だったとプロスト

M.S.
2015年12月21日 « Honda、「サイズゼロ」のコンセプトは捨てず | 英国の無料放送はBBCからチャンネル4に »

ロータス買収を進めると決定する前の11月の段階でルノーはF1完全撤退の"寸前"まできていたとアラン・プロストが明かした。

シーズンを通して契約の詳細は公表されてこなかったものの、ルノーはロータスを買収してマニュファクチャラーとしてグリッドに戻ってくる予定だ。4度のチャンピオンであるフランス出身のプロストとルノーのつながりは深く、アブダビGP前の話し合いにもかかわっていたという。プロストによれば当時の雰囲気は有望ではなかったようだ。

「週末が控えた数日間、アブダビではほとんどご破算だった」とプロストは『Motorsport.com』に語っている。

「決断するのは(ルノーCEOの)カルロス・ゴーンだけだった。彼が何とかする必要があったけれど、本当に寸前だったんだ。最後の数週間は彼と話していなかった。彼は何をすべきか知っていたし、彼が自ら決めなければならなかった」

ルノーがエンジンサプライヤーから完全に独立したマニュファクチャラーに復帰しようとする動きは、今季にレッドブルとの関係が悪化したことに端を発する。ルノー製パワーユニットの競争力および信頼性不足にレッドブルが大きな不満を抱えていたのだ。シーズン末に送り出したアップグレードはパフォーマンス面に期待されたステップアップを実現することができず、ルノーはライバルのサプライヤーであるメルセデスやフェラーリに大きく離された状態で2015年シーズンを終えた。

プロストはルノーがチャンピオンシップ争いに挑むには"最短で"3年かかると見ている。

「再び競争力を発揮するにはかなりの時間がかかるだろう。(ゴーンCEOは)3年ほどだと話していて、私は最短でそれだと思う。ものすごく厳しいだろう。しかし、私の見方ではこれは新しいプロジェクト、新しいストーリーであり、重要なのは私たちがきわめて難しい環境からスタートしようとしていることだ」

「契約は数時間前にサインされたばかりだ。だから、初年度はとても厳しいだろう。でも、もっと大事なのは戦略を組み立てて将来に向けた筋道を作り、進歩してくこと。それが一番大切なんだ。来年は勝つ必要はない。長いプロジェクトなんだから」

ルノーは2012年にロータスにチームを託すまで、2002年から2011年までコンストラクターとして参戦していた。

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