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ライコネンの代役にコバライネンを推すサロ

M.S.
2013年11月12日 « マクラーレン、ペレスの交代を検討中 | 負傷のアロンソ、オースティンに参戦 »
2013年はフリー走行でケータハムをドライブしているコバライネン © Sutton Images
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フィンランド出身のミカ・サロが同郷のキミ・ライコネン(ロータス)の理想的な代役として推すのは、やはり母国を同じくするヘイキ・コバライネンだ。

普通に考えれば、ロータスは背中の手術を受けるために今季の残る2戦に参加できないライコネンの代役としてリザーブドライバーである2012年のGP2チャンピオン、ダビデ・バルセッキを取り立てることになるだろう。

しかしながら、イタリア出身のバルセッキはルーキーであり、財政難に苦しむロータスは賞金のためにもコンストラクターズ選手権でより上位を狙っているところだ。

「このことをしばらく考えた。ヘイキを起用するのがスマートな案だと思う」とサロはフィンランドの放送局『MTV3』に語っている。

コバライネンは高く評価されながらも昨年末でシートを失い、F1復帰へ向けて必至で働きかけてきた。また、今季の何度かの金曜フリー走行1回目でケータハムマシンを駆ったことを踏まえれば、コバライネンの方がバルセッキよりも準備が整っているだろう。

「バルセッキは彼にとって完全に初めてのサーキットでほとんど何もできないだろうが、ヘイキはオースティンでレースしたことがある」とサロは言う。

「ケータハムもルノーエンジンのユーザーだ。ヘイキはこういったチャンスを待ってきたし、僕がチーム代表ならばバルセッキよりも彼をとるだろう。バルセッキに何か反感があるわけではなく、ただ単純にロータスはポイントを必要としているんだ」

また、もう一つのソリューションとしては2014年のドライバーラインアップを早めに実現してしまうという手がある。来季のドライバー候補として最も有力視されているのはニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)であり、以前にザウバーからヒュルケンベルグへの支払いが滞っていたことを考えればヒュルケンベルグがチームとの契約から抜け出すことは可能かもしれない。

ザウバーのスポークスマンは『Speed Week(スピード・ウイーク)』に「ニコはこれまでの17戦と同じく、われわれと共にラスト2レースを戦う」と話していた。

一方、ヒュルケンベルグのマネジャーであるベルナー・ハインツはライコネンの状況について特にコメントしていないものの、『DPA通信』に「われわれはロータスを含むいくつかのチームとまだ話し合いをしている」と述べた。

他にライコネンの後釜として有力視されているのが『PDVSA』という強力な後ろ盾を持つパストール・ルドナド(ウィリアムズ)だ。マルドナドは2014年にウィリアムズでレースをしないことがすでに決まっている。

ロータスのチームオーナーであるジェラルド・ロペスは「4人の候補者がいる」とドイツ『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙に言う。

「ニコ・ヒュルケンベルグとパストール・マルドナドが含まれるが、他の2人については何も言わないでおこう」

ロータスが取り組む『Quantum(カンタム)』の投資契約が最終的に決裂した場合、ベネズエラの後ろ盾を有するマルドナドが最有力候補になることは疑いない。

だが、ロペスはマルドナドを単なる"ペイドライバー"と一蹴するのは間違いだと主張した。

「忘れてはいけない。マルドナドにはグランプリでの優勝経験がある。彼は何も隠す必要もない。いかに資産を備えていようと、免許をとったばかりのようなドライバーを乗せることはない」

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