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ライコネンは引退の地を選んだとブーリエ

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2013年9月12日 « ライコネンの成長を耳にしたドメニカリ | 2014年の"インフィニティ"エンジンはなし »
「最後のチャレンジをしてキャリアを終えたいのだろう」とライコネンの決断に理解を示したブーリエ © Sutton Images
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キミ・ライコネンはF1キャリアで最後の挑戦をするためにフェラーリへ戻ったのだとロータスのエリック・ブーリエ代表は考えている。

ブーリエは『RMC Sport(RMCスポーツ)』にこう語る。「フェラーリは大きな組織であり、彼は2シーズンの契約を交わした。もしかしたら、大きなチャレンジをしてからキャリアを終えたいと考えているのではないかな」

「2年前、われわれは(ライコネンと契約するという)リスクを冒し、それが素晴らしい冒険を生み出したことを忘れてはいけない。これは1つの物語の終わりだ。しかし、来年われわれは新しい物語を書き始める」

だが2007年のワールドチャンピオンが報酬をきちんと支払われていなかったことが明らかになっており、これはライコネン離脱の真相をごまかしているだけではないのだろうか?

「財政的な問題だけではなかった」とブーリエは述べた。「彼は引退のことも考えていたと思うよ。もちろん、フェラーリの方が給料はいいのは明らかだが」

「きっと彼には感情的にフェラーリでキャリアを終えたいという思いがあったのだろう。それにプライドも――アロンソと対等に戦ってみたかったのではないか」と彼は付け加えた。

ライコネンと同郷のミカ・サロは、33歳のライコネンが2014年に正しい選択をしたと考えている。

「フェラーリとメルセデスはこれからF1で最も強いチームになるというのが僕の予想だ」と彼は『MTV3』に語った。

「彼らは新しいターボエンジンの開発にもう長いこと従事していて、チャンピオンシップに参戦中のチームの中で一番豊富なリソースを持っている」とサロ。「もちろんレッドブルもトップ3に入っているけどね」

それでもフェラーリが"ナンバーワン"ポリシーを手放し、真のトップドライバー2人を2014年に組み合わせたことに驚きを隠せない者もいる。

「キミがチームメイトのことを考える可能性は低いから、アロンソがあまりうれしくないのは事実だろうね」とサロ。

「でもF1チームっていうのは(ガレージの)両側で、実質的に2つのチームであるかのように組織されているんだ」と彼は説明した。

「いずれにしても、フェラーリは本当に信じられないようなラインアップを手に入れた。少し、昔のセナとプロストの時代を思い出すけどね」とサロは付け加えた。

ドイツテレビ局のコメンテーター、クリスチャン・ダナーは『Sport1(シュポルト・アインス)』に対し、ライコネンの加入が大きなトラブルを招く可能性があると指摘する。

「アロンソが対等なチームメイトを持つと、いつも大虐殺が起こる」と彼は述べた。「今回もそうなるに違いない」

一方でその"大虐殺"がフェラーリにとって大量得点の原動力になるかもしれないとロータスのサードドライバー、ダビデ・バルセッキは『Panorama(パノラマ)』に語った。

「どのチームにとってもフェラーリの立場は垂ぜんの的だと思うよ」と彼は述べた。

「いつもパーフェクトではないかもしれないけど、彼らはマラネロにコンストラクターズタイトルをもたらすのに十分なポイントを取るはずさ」

「突き詰めればそれが最大の重要性を持つんだ」

レッドブルのヘルムート・マルコ博士もバルセッキと同じ意見を持っており、知名度が高いのはドライバーズタイトルの方だが、チームにビッグマネーをもたらすのはコンストラクターの方だと述べた。

『Der Spiegel(デア・シュピーゲル)』にマルコは語った。「ライコネンとアロンソはわれわれにとって不吉だ。フェラーリはチームとしてより多くのポイントを取るようになるだろう」

「しかし、ライコネンとアロンソはベッテルにとってはいい。彼ら(フェラーリドライバーたち)がポイントをお互いに奪い合ってくれるからね」

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